昔、私、みのむしの皮の中がどうなっているか、知りたくて皮をむいたことがあるんです。
不思議で不思議でたまらなかったんですよね…
(ごめんなさい、みのむしさん)
虫嫌いの私だったのに、それを上回る疑問があって、やってしまいました。
みのむしは、おおみのがの子供です。
得田さんが、あとがきにお書きになっていますが、みのむしは、子供たちにとても関心がもたれているのに、ほとんどなにも知らされていないのですよね。
そんなみのむしの成長を、この絵本では詳しく解説してくれています。
得田さんらしい、実に細かく、丁寧な描写です。
へえ、みのむしって、こんな風な虫なんだ、と何度もうんうんとうなづかされました。
ただ…出来たら、みのむしになる前の、卵の状態から教えてもらいたかったかなあ…
まさか、生まれた時からあの「みの」はあるんでしょうか?
いやいや、もしかして、得田さんは、そこの部分は自分でしらべるように、という親心?でその部分は書かなかったのかも。
あーでも…調べるとなると、「おおみのが」とごたいめーんになるわけですよね。いったいどうしましょう…
(繰り返しますが、私虫嫌いなので)