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「とっても素敵な話だったね」と、小5の娘が感動していました。 クリスマスが近いので、時期的にもピッタリの気分が味わえます。 特に大きな盛り上がりがある物語ではないのですが、読み終えたとき、心の中がじ〜んと、温かくなってきます。 ただ、もったいなないなと感じたのが、本のサイズです。 20×15センチしかなくて、本を閉じた状態だと、大人の手のひらくらいしかありません。 ルーズ・ロビンスの絵が、冬なのに繊細で暖かな色合いで表現してくれているので、もう少し大きなサイズの本でもよかったのかなと、思いました。 文字がやや多めですがそれほどページ数はなく、絵本というより、絵の多い童話といってもいいかもしれません。 ちょっぴり心が傷ついているときなどに読むと、クロケットさんの優しさに癒されそうです。 特に植物が好きなお子さんにはお薦めです。
投稿日:2010/11/17
毎年クリスマスの時期になるたびに、必ず読みたくなる絵本です。 ちっぽけなモミの木に話しかけ、淡々と世話をするクロケットさんを見ていると、本当に大事なことはなんなのか、と考えさせられます。 大判のきらびやかなクリスマス絵本とは対照的に、小さめサイズの少し地味な作品ではありますが、本質を教えてもらえるような気がします。
投稿日:2025/01/02
モミの木の物語って、どれもこれもほわっとあったかく なるお話ばかりでいいなあって思います。 クリスマスだから当たり前かもしれませんが、ささやかな しあわせだったり、きらきらしていたり。 この絵本は淡々とていねいに暮らすクロケットさんが主人公。 枯れかけていたモミの木を愛情持って育て、素敵なクリスマスが 訪れるのです。 私もクロケットさんのように、日々の暮らしを大事にしたいなって 思いました。
投稿日:2016/12/13
子供がちょっと悲しいことのあったイブの日の夜に、一緒に初めて読みました。 静かで淡々とした物語ですが、モミの木や鳥を思うおじいさんの温かい気持ちが こちらにまで沁みこんでくるような心地で、次第にじわじわ温かくなりました。 シャーロット・ゾロトウさんの絵がとても素敵で、どのページもじっくり見たくなります。 周りの人に理解されなくても、ぶれずに自分らしくあるおじいさんが自分で 幸せの種を蒔いてじっくりと育てるお話です。
投稿日:2016/01/06
暖かく、柔らかい絵のタッチ。 外国の絵本です。 ある日、長らく空き家だった家に引っ越してきたおじいさん。 おじいさんは、近所の人にとっては少し変わっていると距離を置かれながら暮らしています。 クリスマスイブのある日、目があった枯れかけのモミの木の鉢植え。 おじいさんはそのモミの木を買い、何年も毎日話しかけながら丁寧に育てます。 やがて少しずつモミの木も元気になって、小鳥たちも集まってきて.. クリスマス系かなと思ったのですが、 むしろ「木を大事にすること」についてのお話です。 何にでもそっと心優しく接することを教えてくれます。
投稿日:2013/11/18
絵本というよりも読み物に近い分量の作品ですが、 絵が美しいので、絵もたっぷりと味わってほしいです。 『THE BEAUTIFUL CHRISTMAS TREE』が原題。 この題名も滋味深いです。 ある通りに立ち並ぶ建物にの一軒に移り住んだクロケットさん。 変わり者という噂も気にせず、気に入ったもみの木を育て始めるのです。 枯れかけているものの、もみの木はクロケットさんと心を通じさせるかのようです。 数年後、「本当のクリスマスが来てくれた」とクロケットさんに言わせる、 もみの木の成長が淡々と綴られます。 何より、色彩の美しさが素敵でした。 心に染み入るクリスマスストーリーでした。
投稿日:2011/12/23
表紙の絵の美しさで手にしました。 どのページの絵も、きれいで満足しました。 クロケットさんの暮らしは、穏やかで堅実、「地に足がついている」というのは、こういうことなのだなと思いました。 クロケットさんが最後に言った「ほんとうの クリスマスがきてくれた」との言葉には、私もいろいろと考えるものがありました。 ご馳走も高価なプレゼントも出てこないのですが、これが本当のクリスマスなのでしょうね。
投稿日:2011/11/08
久しぶりにグッとくる素敵な絵本に出会いました。 何気なく手に取り、挿絵が素朴で繊細でカラフルですぐに気に入りましたが、中身はもっともっと素晴らしかったのです。 クロケットおじいさんの周りから何を言われても、自分の正しいと思う事を続けるという流されず、ぶれない強さが魅力的。 何が正しくて何が正しくないか?そんな事を考えさせてくれる素敵な1冊。 現代の人が失いつつある心の豊かさをおじいさんはしっかり持っているように感じました。 愛情を持って行動する姿にもとても感動しましたよ。 素敵な絵本に出会うと心がとても温まります。
投稿日:2010/01/21
今日本屋さんでひと目ぼれした本です。 クロケットおじさんは、まわりからどんな目で見られようと、自分が大切だと思うものに愛情をそそぎます。 本当に大切なことを知っており、それが長い月日を経てまわりの人たちに通じていく・・・ クロケットおじさんは、花屋さんでほとんど枯れかけている1本のモミの木を見つけます。 どの家の窓にも立派なツリーが飾られているのに、おじさんの家の窓に見えるのはこの小さなモミの木。 周りの人から変わり者扱いされながらも、おじさんは大事に育てていきます。 そして月日がたち、どんな家のものより立派なツリーになっているのです。 おじいさんのツリーには小鳥たちも集まります。 そして最後コーラス隊がこのツリーの前で歌います。 どちらかというと大人向けの絵本かもしれません。 大切な心を忘れかけている私たち。 クロケットおじさんのものへの愛情がとても心に残りました。 この優しい心、そして強い心をもつ大切さを子供と一緒にもう一度身につけたいです。 クリスマス時期にぜひ読みたい1冊です。
投稿日:2009/11/09
今まで出会った絵本の中で一番好きな絵本になりました。男の人の性格、行動、考え方、生きる姿勢。全てが私の理想です。クリスマスはあまり好きではありませんでした。この絵本を読んで変わりました。娘にとってはまだ難しいのでこの絵本は私の為に読みました。クリスマスの前から少しずつ読むのもいいかなと思いました。こういうクリスマスが私の理想です。一番好きなのは背中です。顔の表情よりも背中の方が気持ちを表現していると思いました。とにかく優しくなれる絵本です。クリスマスではなくても何度でも暗記してしまうくらい読みたいです。最後に窓から木を除いているシーンは静かな嬉しさを表現していて大好きです。原文を読んでみたいと思いました。1972年に出版されたとは思えないくらい古めかしさがありません。ゆっくり丁寧に読みたい絵本です。
投稿日:2007/10/05
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