小学三年の教科書で紹介されていた作品です。
弟が生まれて、両親の愛が自分には向いていないのではないか・・・と感じてしまった女の子が、「捨て子になる!」と宣言して家を飛び出した!
一人で捨て子ごっこをやるのは恥ずかしくないのかな・・・ 淋しくないのかな・・・と思っていたら、だんだんと仲間が増えていって。
みんなそれぞれの事情を抱えていて、切なくなってきます。
そのうちにみんなは悩みが解決されて、女の子の元を離れていくのですが・・・
何だかその辺りも、嬉しいような切ないような・・・
ラストはほっこりした感じなのですが、それでもやっぱりちょっぴり切ない。
兄弟が出来た時の上の子の気持ちって、こんな感じなのかもしれないなぁと思いました。