「わたしの」かさってところがいいんですよねえ。
小さいうちはなかなか自分のかさを持たせてもらえない
ですからねえ。うちもかさを買ってあげたら喜ぶ喜ぶ。
さしかたはまだあまり上手とは言えないのですが、ぬれても
おかまいなしに(笑)、うれしそうにさしています。
娘はかほちゃんが、とりさんだけにかさをかしてあげた
のが、納得いかなかったようで「なんでおとうさんやおかあさんに
かしてあげないのっ」と、とっても怒っていましたが。
娘は「わたしの」かさではあるけれど、だからといって、ひとりじめ
するのではなくって「わたしのかさをみんなにかしてあげる」と
いうことをしたいのだと思います。
それから、たぶん娘は怒るだろうなと思ったので、さささっと
読み進めたのですが、あめのひにかさにおみずをためている場面も
苦手だろうと思います。かさがひっくり返ってしまっているので。
パパのかさが、風が吹いた日にひっくり返ってしまった時、娘は
「かさちゃんが壊れちゃった。かわいそう」と大泣きしてしまった
のです。
そういえば、みたて遊びが大好きな娘ですが、こんな風にかほちゃん
のように、かさではやったことがないなあ。不思議。