「かっぱのてがみ」 ママの声

ちょっと怖いむかしばなしでした。
「かっぱからの手紙」を「かっぱからの手紙だ」とわかったから良かったものの、そうでなかったら…
注意深くあること、さまざまな情報を持っていることは「身を助けることだ」と改めて感じたお話でした。

ちょっとモヤっとするんだけど、めでたしなのか？ちょっと不思議なお話でした。
河童の手紙をどうやって書き換えたのか気になるところだけど、人間の方が一枚上手だったなーという感じです。
息子は河童が登場すれば満足なので、満足していたようです。

タイトルの「かっぱ」の字を見ただけで、ふふっと笑い始めてしまった子供たち。
どうやら、うちの子にとって、かっぱは怖いものではなく、面白くて愉快な存在の様子です。
そんなかっぱの手紙なのですから、どんなに面白いことが書いてあるかと思ったら・・・いえいえ、恐ろしい内容でしたね。
ピンチになりますが、そこは人間の知恵の見せ所です。
見事な切り抜け方は、すごいの一言でした。

かっぱにだまされたふりをして
だますことに成功したのが面白かったようです。
かっぱって人間には見えない文字を書くんだねと
興味津々でした。
最後のページ、美味しそうなお魚がたくさん。
息子がこの絵本の中で一番お気に入りのページです。

日本の民話シリーズの1冊。昔ここらはカッパがうじゃうじゃいた。と始まり漁師のぎへいさんがカッパの手紙を海べりの黒ろう岩まで届けるお話。ちょっとドキドキ、ひやひやしながらぎへいさんの無事を願いながら読みました。息子はコレを教訓に、いろんなことを知っていないと食われる！恐怖に見舞われたようでしたよ（ふふふっ）

昔話にはまっている下の子が図書館で見つけ
読みました。

かっぱという生き物の不思議さ、かっぱも
手紙を書くという親近感。
下の子はじっと食い入るように聞いてました。
ちょっと怖い絵も、怖いもの見たさで
興味をそそったようです。
読み終わった後にすぐ
「もう一回読んで」と言ってまた読みました。
昔話の不思議な世界に親子で入ってみて下さい。

昔話が好きなので選んだ本です。

かっぱに頼まれた手紙を見たら白紙。

はじまりが少し怖かったです。

手紙を読まずに渡しに行っていたら、ぎへいさんは食べられてしまうところでした。

安易に人から頼まれごとをしてはいけないという教訓？困難も知恵で乗り切れる？

読む人によって、いろいろな解釈ができるのではないでしょうか？

絵が力強くおもしろかったです。

海を見ると、うちの子は
かっぱのてがみは？
と聞いてきます

内容的には
猟師の『ぎへいさん』がかっぱに食べられるかも！？という
怖い内容のはずなのに
うちの子にはお気に入りの絵本になってしまいました
絵が可愛いからかな☆

うちの子も、もうすこし内容が理解できる年になると
かっぱや『くろべぇどん』が怖い！！とか
『ぎへいさん』って賢いねぇとか
そいう感想が聞けそうです

民話は、いろんな考え方が出てきて発想の展開を
楽しめるところが大好きです。

このお話しもかっぱの手紙ってどんなん？？
と、子どもたちが一番に目を向けるところに
いろいろワザを効かせてるところと、最後は
めでたしめでたし！で安心できる所が気に入りましたが
ちょっとうまく行きすぎるお話しで、すこ〜し
物足りない部分も残りましたので、☆４つにしました。

でも、それも民話の良いところなんですよね〜

かっぱの手紙、どんなのか知りたい方は
是非、読んでみてね！
絵がちょっと薄暗くて恐い感じなので、４〜５歳くらいからがお薦めでしょうか？

民話や昔話は、困難を知恵で乗り越える話が多いです。

この話も、かっぱに手紙を届けてほしいと頼まれ、
こっそり見ると、じぶんの身に降りかかる災難を知ります。
（手紙も工夫して読みます）

それからが、すごいところで、手紙を届けなければいいと
思うのですが、書きかえて届けます。

その勇気と知恵のお陰で、しあわせに暮らす事が出来ます。

子どもたちには、民話や昔話にもっと触れてもらいたいです。

かたやまけんさんの絵が、民話にぴったりだと思います。
魚介類がたくさん描いてあるので、子どもと名前を言って
たのしかったです。