赤ちゃんの頃に高熱をだし、左手の自由がきかなくなった女の子が、『クラス全員で、7段のとびばこを跳ぶ』という課題に挑戦するお話です。
小学校3年生で7段というのは、運動が得意な子でも、結構な難易度のような気がします。
このお話では、1学期をかけて、かなりのトレーニングを積むのですが、それにしても、手の自由がきかない あつこちゃんには、少し高すぎる壁かなって思いました。
その苦労が、あまり伝わってこない感じで、結構、簡単に跳べたような印象を受けました。
それでも、うちの娘は、園で『年長クラス全員、6段のとびばこを跳ぶ』という課題に挑戦中だからか、親近感が沸いたようです。
自分達が1学期の初めから、練習を続けてきた大変さと重なったんだと思います。
娘は、あともうひと息!!
“左手が不自由なあつこちゃんだって、跳べた”
そのことは、娘のひとつの励みになりそうです。