あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)
ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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10件見つかりました
この本は、ちょっとした衝撃でした。 絵だけでこんなに深い表現ができるとは! クオリティの高いサイレントムービーを観ているようです。 細部までつくり込んだ、創造性豊かな独特の世界観。 この作者のような人を本当のクリエーターというのだろうと思います。 文章が全く無いけれど・・・いえ、たぶん無いからこそ、子どもには難しいようです。 大人向け・・・中学生以上、くらいかな? 小学5年の息子は「意味わかんない」と言っていました。 ちなみに、輸入版を選べば安く買えますよ。 本編に文章が無いので充分です。
投稿日:2011/10/25
大型なうえに、めちゃくちゃ分厚い本です。絵がリアルで、サイレント映画のように文字が全くない。移民のように引っ越す男性が新しい暮らしをしていったり、不思議な生き物が出てきて交流したり、、、文字がないので子供にただ与えても理解できます。色もセピアと白の2色。表情がものすごく豊かで、字がなくても気持ちがわかります。 こんな絵本、初めて見ました。 ただ、分厚いだけあって値段はちょっとはりますね。
投稿日:2011/04/28
グラフィック・ノベルというのでしょうか、文字無しで、お話が進みます。 カバー折り返しの言葉を借りれば、まるでサイレント映画を一本見たような満足感がありました。 マレーシアから西オーストラリアに移住したお父さんの経歴が作風に影響を与えている事がよく解ります。 過去の自分を捨て去り、新天地へ到着したばかりの人の苦難が、切々と伝わって来ます。 幼い子どもであれば、素直に受け入れられるものも、成人した男性には難しい事が多かったことでしょう。 異生物 異星人の世界へ入って行った感覚だったのでしょう。 祖国に妻子を残し待たせ、新天地で生活の基盤を少しでも早く築きあげねばならない焦燥感・孤独感も伝わって来ます。 そして、妻子を呼び寄せ再会したシーンが、良いですね〜。 エンディングでは、彼の娘さんが、アライバル(新顔さん)に親切に道を教えています。
投稿日:2016/02/18
文字のない絵本です。 それゆえに、読み手によって、同じ読み手でもその時の心情によって、捉え方や感じ方は違ってくるかも知れません。 あなたはこの本から何を感じますか? そう問われているような気持ちにさえなってきます。 想像力・思考力をフル回転させながら、この素晴らしいイラストたちの表現によって絵本の醍醐味を感じながら。
投稿日:2021/10/13
セピア色の雰囲気のある表紙に惹かれ、手に取りました。 字のない、絵が語る本です。 新天地を目指して旅立った男性が、戸惑いながらも少しずつその街に慣れていき、ついには家族を呼び寄せるまでが、丁寧に語られます。 映画を見ているような感覚で読めます。 とても素敵でした。 男の人に絵本をプレゼントするなら、こちらも良さそうです。
投稿日:2021/05/05
無声の映画を見ているような、そんな気分にさせてくれる絵本でした。 ある男の人が、ある街に移住することになって、なじむまでが描かれているのだと思います。すみません、私にはストーリーがあまりよくわかりませんでした。こういうことかなと推測しながら読みました。絵は美しいです。 一切字は使われていないので、そういう意味では幼児も読めるのですが、長いし大人でもなかなか難しいと思います。
投稿日:2017/08/30
YA世代向けの絵本というふれこみだったので 興味をひかれて読みました。 文字はありません。 絵本というか、こまわりなのでマンガのようにも 感じます。 テーマは難民っていうことで タイムリーだったこともあり、 なんとも身につまされました。 重い内容ですが、文字がないことで そこは少し軽くなっているように感じます。 日本人にとって難民問題って 少し遠いことのように感じるような気がしますが、 これからどういう時代になって、 いつ自分がこの主人公のような立場になるとも わからないようにも思い、怖くなりました。 でも、最後、希望はあります。 ぜひ、中高生以上の人に読んで欲しい一冊です。
投稿日:2016/01/21
絵も構成もとても素晴らしいと思います。 でも、絵本でありながら文字が一つもないこと、ストーリーが難解で絵から物語を感じ取れる年れでないとお薦めできないのが残念です。 そうだな〜、SFチックな世界観が好きなお子さんなら小学校の高学年くらいからでもいいと思いますが、どちらかというと、中学生・高校生の皆さんにお薦めです。 ちなみに「アライバル」という言葉の意味は、 到着。新しい製法・製品などの出現。季節・行事などの到来。やってきた(引っ越してきた)人。新顔。新参者。誕生。赤ん坊などの意味があるそうです。 この絵本はまさに、この言葉の集約といった感じで、 作品に触れれば、「アライバル」という言葉の意味が呑み込めると思います。
投稿日:2013/05/21
文章の無い絵本です。 しかも、絵にカラーもついていません。白黒かセピア色。 そこまでシンプルなのに、押し寄せるほどの感情を感じました。 読み終わったときには、まるで映画を一本見終わったかのような気持ちでした。
投稿日:2012/12/02
セピア色の写真が、整然と並んでいるところが、なにか、古い卒業アルバムのような感じがしました。でも写真じゃなくて、緻密に描かれた絵、にびっくりします。セピア色は、気持ちが落ち着く色だなと思いました。 日常のひとこまのような場面や、幻想的な場面など、いろいろあってみごたえがあります。文章がないのに、じっとみていると会話が聞こえてきそうです。 モノクロでボリュームのある絵本なので、大人におススメです。どっしりと落ちついてる装丁も、いいなと思いました。
投稿日:2012/02/22
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