今回の評価は、実は自分で読んで受けた印象というよりも、中高生たちに今とても人気なのだ。と、肌で実感したので☆5つにしてみました。
先日、あさのあつこさんが埼玉県立図書館の集いにゲストとして講演に来てくださいました!!
県民なので、この機会を逃してはいけないと思い、講演会に参加(観覧)してきました。
この講演会はあさのさんの希望で、現役中高生とのトークディスカッション形式で行われたんですよ〜。
その時「あさのさんの本の中でどれが好きですか?」という司会者の質問に、ほとんどの中高生たちが「好きです!」と答えたのがこの「No.6」でした。
そういえば、うちの子と一緒に途中の巻まで読んでいたのですが、ラストまで行ったんだ〜。まだ読んでなかったな。と、急に続きが読みたくなって、探してきました。
この話は、アメリカでおこった3.11のテロ事件が原点にあるといいます。そして、おりしもこの最終巻は今年日本で起こった東日本大震災の時期に原稿を書いていたそうです。
原点にあるもの、作者の訴えたかったこと、書いておきたかったこと、登場人物たちのこと、いろいろ聞いてから読むと、それはそれで、なるほどなるほどと、ものすごくわかった気がして面白かったです。
今の中高生の本好きの皆さんにはとても人気だそうです。
まだ読んでいないという方!是非、一度読んでみてはいかがでしょうか?
あさのさんにしては珍しく、近未来SF風なので、ほかの作品と微妙にタッチが違うかもしれませんが…。