夏休み、じいちゃんちへ遊びに行った。
味わいあるイラスト、じいちゃんの表情、家族の行動、じいちゃんちのにおい、田舎の空気、さらには夏の暑さまで絵本から伝わってくるような、臨場感あふれる絵本です。
すごくほのぼのしてて、心地いいなぁ、楽しいなぁと思っていましたが、およよよ。終盤、ちょっぴり怖い場面に突入します。
これまでの「夜」のシーンとは少し違う。初めて読むとドキドキしちゃいます。
まるで闇がじいちゃんを連れて行ってしまいそうな…。
そういう結末でなくてホッとしましたが、じいちゃんの寂しさのあらわれだったんですね。背表紙を閉じたとき、うるっときてしまいましたー。
ちなみに、小さな子はもしかしたら怖がってしまうかもしれないのでご注意を〜。