アフリカへいったクマ」 ママの声

アフリカへいったクマ 作・絵:市川 里美
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1999年
ISBN:9784198610906
評価スコア 4.64
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  • 絵が美しい

    • 土筆さん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子5歳、女の子3歳

    5歳と3歳の子供達に読みました。
    子供たちにはまだ早かったのか、それほど感動していませんでしたが、大人の私には各ページの絵に目が釘付けでした。
    繊細なタッチで描かれ、絵画鑑賞をしているようでした。
    また子供たちが大きくなったら読んであげようと思います。

    投稿日:2011/06/03

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  • メトの純粋でまっすぐな心根が美しい

     市川先生がアフリカに心酔しているのが良く解る作品です。
     
     見返しのサバンナに生きる動物たちの様子から素敵。
     
     主人公の少年メトが出会った遠くから来た白い肌の人たち。
     その中に小さいクマ(ぬいぐるみ)を抱いた女の子もいました。
     短い交流を終え別れた後に、女の子の忘れ物のクマに気付くメト。
     車に追いつこうと、必死にサバンナの中をかけるメト。

     サバンナの動物たちが、メトの抱えるクマに興味を示す様子も愉快です。
     スワヒリ語で表現された動物の名前が耳新しく、それらしい説得力のある響きです。

     なによりも、メトの純粋でまっすぐな心根が美しい。
     合理的な生活に浸りきっていて、腰の重い私たちの中で薄れかけている“心の熱さ・豊かさ”が、この地の人たちの中には健在です。

     動物たちと上手な距離を保ちつつ、自然の恵みを共有しているアフリカの人々の生活信条を伺えたような作品でした。

    投稿日:2011/03/10

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  • またまた市川さんの絵本を紹介します!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    これもいいですね〜。市川さんの作品って、やっぱり好みかも〜。
    絵はとても上手だし、お話も優しく、気持ちよく読めます。

    うちの下の子がこの絵本を読んで「アフリカって、クマがいないんだ」「アフリカの人って、動物とホントに話せるのかな?」なんて、つぶやいていました。
    「おい、おい、ホントに5年生か〜?」と、突っ込みたいのを我慢して、
    「アメリカ大陸に入るけど、アフリカ大陸にクマはいないでしょう」といったら、
    「なるほど!」(どこに「なるほど」だったの?)と、うなずいていました。

    この作品に登場する男の子(メト)も、動物たちも、すごく穏やかで、優しくて、純粋さがあって、いいなぁと思いました。
    こんな人たちに出会えるなら、一度アフリカへも行ってみたいですね。

    投稿日:2011/02/24

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  • 見返しの絵に驚き

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子3歳

    アフリカについては、本当にテレビで見る程度にしか知らないので、
    この絵本を読んで、苦笑いしてしまいました。
    この日本のテレビ(?)の撮影チーム、現地の人にしてみれば、
    カメラばかり回して奇異に見えるんだろうなあ。

    見返しの一帯の絵を見て、こんな中に一族が暮らしているのかと思うと、
    非常に驚きを感じます。
    サバンナの動物たちがこんなに近くにいる所に暮らしているの?

    市川さんの絵がとても素晴らしいです。
    アフリカに魅了されているのが、良く伝わってきました。
    心がじんわりとあたたかくなるおはなしで、寝る前に読んだらホウッと
    体の力が抜けました。

    投稿日:2008/10/31

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  • 子供は気に入りました

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子12歳、女の子9歳、女の子5歳

    私は市川さんの絵と淡々とした語り口が好きなので、娘はクマが好きなので手に取りました。

    アフリカの少年と観光客の少女の交流物語、として読むと、ほんわかとしていい話です。クマのぬいぐるみを忘れた少女に、少年が一生懸命にそれを届けてあげる様子には、こちらもはらはらしてしまいます。お気に入りがなくなった時の子供の嘆きがわかるので。最後に、女の子が首にまいていたリボンをプレゼントするのも、月並みですが、まあよしとしましょう。

    アフリカの動物たちも一緒になって少女を追いかけてくれます。市川さんの絵は写実的なので、本物そのもののキリンやゾウが一団となって走って行くさまは、異様でした。自然の中ではこんなことありえないでしょうから。

    娘が気に入ったので、星4つにします。少年のようにキリンに乗ってみたいようでした。それに、アフリカにはクマはいないんだということは、しっかりわかったようですので。

    投稿日:2005/06/27

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  • アフリカの大自然とスワヒリ語

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    写実的なアフリカの動物達に魅かれて読んでみました。
    アフリカの小さな村の少年メトが語ります。
    ある日村にカメラを持った大人達と女の子がやってきました。
    しばらくして「さよなら」と去っていく車に手を振ったけど、
    大変!女の子が抱えていたクマ(のぬいぐるみ)を忘れている!
    メトは動物達との話もそこそこに車を追いかけます。
    アフリカの大自然が見事に描かれています。
    そして、スワヒリ語とサイやキリン、ヤギなどと親しくなれますよ。

    投稿日:2005/05/24

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