ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)
SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。
はたらくくるま しゅつどうします!(文溪堂)
のりもの好きな子大集合!
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4件見つかりました
一本の長い糸があります。 すると、つり糸になったりブランコになったり・・・ ただの糸から、たくさんの遊びを見せてくれましたね。 子供は、本当に遊びの天才だと思いました。 楽しく無邪気なままで終わらないのが、このお話ですね。 叱られたお父さんの下へ戻るというのは、本当に心が重かったことでしょう。
投稿日:2013/04/23
表紙が可愛いなぁ〜とまたまたジャケ買い。 とっても良い絵本でした。あやつり人形を壊してお父さんに怒られたアリアドネは、家を出ます。ポケットの中には、あやつり人形の糸のたま。その糸をたどっていくと・・・ 楽しい時間が過ぎた後。 ちょっと思い出してしまう不安は、大人もこどもも一緒なんでしょうね。アリアドネのその不安をお父さんはちゃんと消してあげます。 しつけをしながらも、こどもの不安に対応できる親でありたいと思いました。
投稿日:2012/06/23
図書館の新刊コーナーでこの絵本を見つけました。 紫イモみたいな紫色と茶色の二色しか使っていないこの作品が妙に気になってしまいました。 一番最初のページを見てからぱらぱらとめくって、一番最後のページを見たら目に入った言葉が 「おそろしいかいじゅう ミノタウロスのようにみえ、……」 一体、主人公のアリアドネに何が起きたの!? ドキドキしながら貸し出してもらって、家でゆっくり読んで、納得しました。 余計な絵は一切なく、ほとんどがアリアドネと“お父さんの操り人形の糸”で描かれています。 この糸が色々なものに変化するので、ページをめくるのが楽しかったです。 アリアドネに何が起きたのか、気になる方はぜひこの作品を手にしてみてください。 また、訳者の後書きによると、ギリシア神話にアリアドネという娘が出てきて勇者テセウスを迷宮から糸で助けるので、「アリアドネの糸」という言葉は、難問を解く鍵の意味でも使われる。と書いてありました。 小学校の高学年くらいのお子さんからお薦めします。
投稿日:2011/10/01
『El hilo de Ariadna』が原題。 スペインの作家による作品ですが、モチーフはギリシャ神話です。 アリアドネの知恵で、迷宮から糸球を使って脱出するのですが、 転じて難問を解く鍵という意味でも使われるようですね。 私もアリアドネ、という名前を見たときに真っ先に思い浮かべたのが、 R・シュトラウスの楽劇『ナクソス島のアリアドネ』。 まさしくそのとおりでした。 もちろん、この作品はそのことを踏まえたうえでの創作です。 少女アリアドネはどうやらお父さんとけんかした模様で、家を飛び出したのです。 ふと、上着のポケットに入れた糸球を蹴ると、糸球がほどけて、 その糸をたどっての幻想です。 シンプルな絵が、独特の空気感です。 ラストは、なるほど、と着地します。 大人にとっても、お父さんのセリフが、妙に心に響きます。 シンプルなストーリですが、真の味わいは、やはり小学生以上くらいではないと難しいでしょうか。
投稿日:2011/08/28
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