はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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8件見つかりました
4歳からとありますが、幅広く読めそうな絵本です。 その学年、年代によって感じるもの、考えることが違ってきそうです。 最近、清水眞砂子さんの講演をお聞きした時に、今の学生は怒ったり感情を表に出すことにためらいがあるというようなことをお聞きしました。 学生でなくても負の感情は極力抑え込もうとするのが現代人に見られる傾向かなって思います。 だから、「どなりあったり」「もっともっとほんとのことを」というページにドキッとしたのかも。 元永さんの絵も相変わらずポップで、私にとっては意味不明ですが、元永さんのインタビューには無理にわからなくてもいいというようなことが書かれていた記憶なので見たまま感じたままを楽しもうと思います。 でも、色に現れている気持ちや感情は伝わってきました。 お話会や小学校の読み聞かせとかで使ってみたいなって思いました。
投稿日:2012/02/04
元永さんの絵による絵本は、形、色、言葉を感性で楽しむ絵本が多いですが、この絵本からは、メッセージを受け取りました。2011年9月に発行されていますが、元永さんは、翌月に亡くなられています。子どもたちへの最後のメッセージなのかな?と、そんな風に思ったりもしました。 いろんな形、色の吹き出しは、たくさんの思いや、意見、いらいらやワクワク・・。考え方や立場が違うからこそ、話をすることが大事。ぶつかったり、どなりあったり、黙りこんだりしても、話したいことを話してみよう。きょうも、あしたも・・・。元永さんと谷川さんの、そんなメッセージ、しっかりと受けとめたいな。もちろん、なかなか難しいことではあるけれど。 子どものケンカから、大きくは国と国のいさかいまで、話し合いが大事なことは、この世の中に常に山ほどあります。子どもだけでなく若い人にも、大人にも、そして世の中を動かす力をもった人、エライ人にも手にとって貰いたいなぁと思います。
投稿日:2015/05/06
6歳の娘が図書館で見つけてきたので、一緒に読みました。 会話が絵という形になったらこんな感じ?という絵本です。 ふきだしたちが、ぶつかったり、すれちがったり、黙り込んだり・・・そばで会話を聞いているような、その場に居合わせてしまったような、ちょっと不思議な感覚になりました。 元永定正さんの『がちゃがちゃ どんどん』は、我が家の子どもたちが赤ちゃんの頃から楽しんで、いまだに好きな絵本です。子どもの心をつかんで離さない、不思議な魅力があるんですね。
投稿日:2014/03/26
図書館から借りてきて、4歳と9歳の娘たちと読みました。 いわゆる「吹き出し」でいろいろな会話を表し、 「おはなししよう」と語りかける本です。 形と色によって、こんなにもいろいろな会話があるものかと驚かされました。 娘たちは正直ちょっとなんだかわからない、というような反応でしたが、 私は、人間関係でいろいろトラブルや悩みが出てくる頃に 読むのがぴったりなんじゃないかなと思いました。 そういう意味で、小学5〜6年生くらいのお子さんから 中学生、高校生や大人が読んでもいいと思います。 話すこと、伝えることって大事だなと思いました。
投稿日:2013/09/29
元永さんの絵から、会話の内容が見えるようです。 具体的に何の話をしているかは、文章で書かれていないのでわからないのですが、色や形から感情がわかるものですね。 会話って、一人では出来ないことなので、周りとのかかわりということでも、興味深いものですね。
投稿日:2013/07/24
ホントに書かれている吹き出しの絵がキャラクターみたいになって登場してきました。吹き出しに命が加わったみたいに本当にお話しているみたいだったので子供は食い入るように見ていました。子供ってこういう生きていないものが生きてる風になっている絵本って大好きですよね〜。
投稿日:2012/03/24
谷川さんと元永さんのコンビで描かれた絵本です。 それから、隠れためい構成者・中辻悦子さんの発想がプラスされたすごい作品だと思いました。 表紙絵の魂みたいな白いのは多分、「吹き出し」というやつです。 あの、漫画によく描かれているセリフをかこっているものです。 こうやって見ると、いろんな吹き出しがありますね〜。そして、こういうものからでもしゃべり手の気持ちというものは描けるんだぁと、面白く思いました。 人間っぽい影や形の表現もあって、面白かったです。 ただ読むだけでもいいかもしれませんが、この本を参加型にして 吹き出しに何も書かれていたに所を 子どもたちに勝手にいろいろ言ってもらったりして、遊んでみても楽しいかもしれません。
投稿日:2011/11/30
小学校のおはなし会でセレクト。 元永定正さんの、吹き出しなどを描いた絵に、谷川俊太郎さんが詩をつけた作品。 「だまりこんだり」の表現は、なるほど、です。 谷川さんの詩は、確かに「会話」を意識させてくれます。 子どもたちも意外にじっと聞き入っていました。 コミュニケーションの大切さも体感できるような気がします。 人権学習にもいいかもしれません。
投稿日:2011/11/27
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