キジのかあさん」 ママの声

キジのかあさん 作:クォン・ジョンセン
絵:キム・セヒョン
訳:ピョン・キジャ
出版社:平凡社
税込価格:\1,760
発行日:2011年08月
ISBN:9784582835373
評価スコア 4.2
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  • リアルな心情

    山火事で、逃げ場を失った母キジと、まだ飛ぶことができない雛たち。

    飛び上がっては舞い戻り、飛び上がっては舞い戻りを繰り返す母キジ。
    あまりの熱さに反射的に動いてしまう体と、雛たちを置いてはいけない母心が、とてもリアルだなと思いました。

    そして、限界を超えた瞬間に、母キジが決めた覚悟。
    じぶんの命も、熱さに対する反射も超える、母の愛。

    もし、わたしが母キジだったら、やっぱり同じように守り抜きたいと思いました。

    投稿日:2017/03/06

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  • 母の愛

    このお話は、大きな山火事にあってしまったキジのお母さんが9羽の子供を身を挺して守ったお話でした。山火事で命が朽ち果ててしまったも、子供を守っている姿がじ〜んときました。この絵本を読んでいると大きな母の愛が伝わってきて泣けてきます。

    投稿日:2016/06/05

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  • 子を想う母の愛

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子18歳、男の子16歳

    『こいぬのうんち』の韓国人作者による作品。
    山火事の中、9羽のヒナと一緒に逃げ惑うかあさん鳥の姿を描写します。
    自分ひとりなら飛び上がって逃げることが出来たのですが、
    かあさん鳥はヒナたちを見捨てることが出来なかったのです。
    かくして、炎の中でヒナたちを守ったかあさん鳥。
    その最期が壮絶です。
    解説では「自己犠牲」というキーワードでも紹介されていますが、
    私としては、「子を想う母の愛」そのものだと思いました。
    場面こそ違えども、このような状況は今までたくさんあったはずです。
    それだけに、心に訴えてくるものがありました。
    自己犠牲礼賛ではなく、キジのかあさんのような人々たちがいたという事実をしっかり
    心に留めておきたいです。

    投稿日:2012/01/24

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