題名を見て,どんな内容だろうと少々の不安を抱えながら読ませていただきました。
お話の内容は「1年生のクラスで起きたうんち事件(笑)」です。
でも,こういうちょっとしたことからイジメだって始まってしまうことだってある。そんなことを考えながら読んだら,先生の対応は何て柔軟なのだろうと思いました!
うんち=汚いや恥ずかしいこと,という考えから学校でうんちをできずに我慢している子だっていると思うのです。
うんちを手で触ってしまうのはいかがなものかでしたが,うんちをすることは正常で健康的なことで決して恥ずかしくないこと,という正しい話をきちんと大人が広げていきていですね。
大人が読むべき絵本かも知れません。
はたこうしろうのイラストは「なつのいちにち」や「サウスポー」を読んで,子供らしさが表現されている素敵なイラストだとずっと思っていましたが,今回も元気いっぱいの子供達が描かれていてよかったです!