最近、恐竜ブームの子ども達が、恐竜の本ならなんでも読みたい!!と言うので、一番最初に手にとったのがこの絵本です。カラフルな絵と、恐竜たちのいきいきした表情の表紙が印象的で、図鑑より、読み聞かせできるというのがポイントで、図書館で借りてきました。
授業で読み聞かせする本が、現実の世界に飛び出してきて、教室の子ども達もお話の世界を体験できるという、聞いただけでワクワクドキドキしてきます。
ただ、先生が、お話のじゃまをしないこと。じゃまをするとおはなしがかわってしまうから〜と説明をしているにも関わらず、先生も生徒も思いっきりお話に参加してしまい、最後には、恐竜のたまごを現実の世界に持って帰ってきてしまうところが、え?いいの?とちょっと疑問に思えてきてしまいました。別に絵本の中のお話だから、どんなトラブルやハプニングもいいのですが、だったら、最初の先生の断りのセリフはないほうが、お話を純粋に楽しめたような気がします。