はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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日本語版がとても良かったので、英語を習い始めた長男と一緒に読んでみようと 原書も購入してみました。文章は同じなのですが、こちらの絵は挿絵を描いてる方が違って とてもポップで明るい雰囲気です。 日本語版に慣れてる方には違和感があるかもしれませんが、私はどちらもよいと思います。 最初のページ、夕日のオレンジ色のページは、英語とともに読むととても雰囲気が出ますね。 「真っ赤な夕日」を「Yellow bright sun」と表現していたり、 日が沈む時の空の変化の表現が日本語の色とは若干違っていて、とても勉強になりました。 でも、違う色で表現されていても思い浮かべる風景は同じだなーと思いました。 息子も「良い本だから、(日本語版をみながら)ゆっくり読んでみる」と言ってました。 購入して良かったと思います。
投稿日:2013/12/14
偕成社からでているシャーロット・ゾロトウ作、絵:ハワード・ノッツの青緑色の 表紙の絵本『かぜはどこへいくの』は、私の“バイブル”というか絶対なる安堵感 をもたらせてくれる大切な本なので、いつか原書を読んでみたいと思っていました。 そして、図書館に英語版があるようだったので予約して、長いこと待って、ようやく 今日、取りに行ったら、他に何冊かも取り寄せていたので、「あれ? 青緑の本が ないぞ?」と、慌ててもう一度、本のチェックしてみたら、全然違う表紙の『WHEN THE WIND STOPS』という本が入っていて、「え〜!! これは同じ題名の違う本 なんじゃない?」と、これまた慌てて中身を見てみたら、ちゃんと作者がゾロトウに なっていたので、軽くショックを受けながら持って帰ってきました。 でも、読んでみると、やっぱりゾロトウが書いていることが私の心にはとても響きます。 Nothing ends. It begins in another place or in a different way. どうやら、英語版は1995年に板絵で有名なこのステファーノ・ヴィタール(Stefano Vitale)さんの絵のバージョンの絵本が出たようです。 従来のハワード・ノッツさんの白黒画とは正反対の色鮮やかなバージョンに本当に 当惑し、なんか神秘性がなくなった感じがしますが、でも逆に暗い感じがなくなった ので、これはこれで魅力があるのかもしれません。特に、板目がとても有効的に使わ れているのが目を見張ります。 ただ、オリジナルで私が好きだった、 みちは、ずっといって、みえなくなったら、どこへいくの? おふねはどんどんいって、みえなくなってからどこへいくの? きしゃはトンネルにはいってから、どうなるの? が割愛されているのも、とても残念でした。 でも、ゾロトウの原文は本当に素敵でした。
投稿日:2011/12/21
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