作者のロングフェラーって、詩人のようです。
詩にエロール・ル・カインが絵をつけています。
タイトル的にも内容的にもインデオのお話かなと、思いました。
出版社からのお薦めの年齢は4歳からとなっていましたが、いくら主人公の男の子の年齢が低くても、日本の子どもたちから想像しにくい世界に生きている『インデオ』たちの物語を4歳の子に読んでも、いまいちよくわからないのではないかと思います。
むしろ、詩の世界やエロール・ル・カインの絵を楽しめる年ごろ、小学校の高学年以上の方が、いいのではないでしょうか?
森の風景がとてもきれいです。フクロウやその他の鳥たちも素敵でした。
1つあれっ?と思ったのは、
「そこで、ちいさなハイワサ坊や
ぜんぶの鳥たちのコトバ ならった」の場面に描かれている左下の鳥って、「イヌワシ」でしょうか?なんか松の木みたいな気に止まっているのが、妙に目についてしまいました。
調べてみたら、「イヌワシ」って、北米にも分布していました。