かあさん羊が10匹の子羊に「おやすみなさい」と声をかけます。
まだねむくない子羊達は農場の中をめぐり、遊んでいるうちに子羊は一匹ずつ眠ってしまいます。
最後に残った一匹は母さん羊と一緒に、眠った子羊の数を数えているうちに眠りにつきます。
子羊の数は10匹。
「こひつじいっぴき、ねんころり。ねないこどのこ、なんびきだ?」という文が各ページの終わりにあり、ページをめくると一匹減っています。
数を覚える本としても活躍しそうです。
教育的なことを抜きにしても、絵の美しさ、文章のリズム感は素晴らしいと思います。訳者は文字数を合わせるために苦労したんじゃないかと思います。詩を朗読しているような感じで、読む立場でも気持ちがいいです。
息子は子羊の数を数える場面で一匹一匹指をさして確認しています。フクロウや蜜蜂もお気に入りです。
とにかく私が気に入って読んでいます。
図書館で見つけてくれた息子よ、ありがとう。