ムーミンが大好きな5歳の娘とよみました。
表紙は落ち着いた紫色を基調として、それでいてキラキラもある、
とっても可愛らしい絵。
でも、「ぼうけんにいこうよ!」の割に、
なんでお月さまだろう?と思っていると、
ほどなくしてその謎が解けました。
みんながいろいろいろいろ準備して日が暮れちゃった!
と言うほどまでは行きませんが、
我が家もどっか出かけるぞ!となると、
一人ひとりの準備がこれまたもう時間がかかり、
しかもみんなベクトルの方向があっちゃこっちゃで、
このムーミンご一行の迷走ぶりはとっても親近感。
でもわーわーいいながらお出かけの用意も楽しいんだ!
そして月夜の中、いよいよ冒険に出発です。
これまで「ムーミンってかわいいよね!」と思っていた私たちですが、
とっても頼りがいのある、しっかりした男の子キャラこそが、
本当のムーミンであることを、
この絵本で初めて知りました。
最後はみんな寝ちゃったみたいだけど、
テント持ってきてなかったようだけど大丈夫かな?なんて
心配しながら絵本を閉じた娘と私でした。