ストーリーテリングの勉強会で知った可愛いお話が絵本になっていることを知り、娘と読んでみました。
表紙をめくり、中扉がまず いいですね。じゃがいもやキャベツ、どんぐり、白いハンカチ…そして、青いぐにゃぐにゃの「ふうせん」。この段階では娘は、風船だということがピンと来ず、「おさかな!」と発言。
6ペンス玉というものが、どういう価値のものか、まだ10円、100円も解からない娘には難しいかと思いましたが、そんなこと気にしなくても大丈夫でした。
おこづかいをもらった→ふうせんを買いに行く→というその後の展開が面白く、そしてラストはバーナビーだけでなく、読んでいる私たち親子まで、みんなが幸せな気持ちになれる、ほのぼのしたおはなしです。
シンプルな絵も、子どもの想像力を豊かに広げてくれる要素になっている気がします。