「ホンマに運命？（1）」 ママの声

6歳の時に占われた結果を１３歳までずーっと信じつづけて生きてきた華。私もいいこと言われたら、信じる派ですが（笑）。華は素直で幸せな子だなと思ってしまいました。ところが、別の占い師さんに占ってもらったら、頼りにしていた玉の輿運が実はない！と否定され…。
本人は気づいていないようですが、表情にけっこう心情が出る子なようで、周囲に面白い子と言われるのが分かるなー。本人は自信がないのかもしれませんが、十分に魅力ある子だと思います。
占いに従ってとはいえ、口を聞いたこともない学校のアイドル会田先輩相手に行動を起こしたのは立派！
華の恋は？華を心配している親友のあつみ、そして会田先輩を心配している親友の大岩先輩も何を考えているのか次巻が気になるところです。

華のない華は、たまのこし運がある！と信じて育つ、、、中学2年生。でも、他の占い師には「あんたにそんな運はない！」と言われ、アドバイスを守ろうとして行動したら、学校一のアイドルでもあるお金持ちな先輩とつきあえることに！

占いなんて、、と思うけれど、災難を避けたり、人を励ます手段としては良いものなのかな、とかいろいろ考えてしまいました。本当の恋って何？という疑問についても考えさせられる本です。子供だけでなく大人にも意外に面白いです。