おにぎりが大好きなあまり、おにぎりがいうことを聞いてくれるところまで仲良くなってしまったハルタくんがとにかくすごい!
なにしろハルタくんが「おにぎり おにぎり ○○になーれ」と唱えさえすれば、おにぎりが増えたり大きくなったり、変身までできてしまうのですから。
食べる側と食べられる側といえば相反する関係のように思えますが、きっとおにぎりの方もハルタくんのことが大好きで、揺るぎない信頼関係があってこそなんでしょうね。
こうらの代わりにお皿があって、それぞれおにぎりが乗っているおさらがめ達も本当にユニーク。
そんなおさらがめの国で暴れているタコベエをこらしめるため、ハルタくんがおにぎりゆうしゃとして大活躍します。
タコベエをどうやってこらしめるかは読んでからのお楽しみとして、最後に評判になったおにぎり屋さんのおにぎりは一度食べてみたいなぁと思いました。
よく考えたら、これ以上の適役はいませんものね。
読んでみてスッキリするお話でした。