おおきなゾウとちいさなゾウ」 ママの声

おおきなゾウとちいさなゾウ 作:たしろ ちさと
出版社:教育画劇 教育画劇の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2012年10月01日
ISBN:9784774612546
評価スコア 4.69
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  • 大人が読んでも味わいある絵本!

    普段は動物園のゾウしか知らない子供達が,野生のゾウを知るよい機会になる絵本だと思いました。
    水の楽園オカバンゴを目指すゾウの群れ,1頭の子供の小さなゾウが群れからお母さんからはぐれてしまいます。
    そこで出会った1頭のおじさんゾウである大きなゾウ,一緒にオカバンゴまで行くことになります。
    一人っきりから小さなゾウを守る役となった大きなゾウの心境が伝わってくる絵本で,大人が読んでも味わいがありました。
    無事にオカバンゴに着き,小さなゾウはお母さんゾウと再会でき大きなゾウとはお別れです。
    一人歩いて行く大きなゾウの姿,読み手に様々な気持ちを考えさせ余韻が残る絵で素敵でした!

    投稿日:2015/02/05

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  • 壮大な自然の中で・・

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    アフリカの草原に住む像が、水を求めてオカバンゴを目指して旅するお話です。
    群れからはぐれてしまった子ゾウが、大きなゾウと出会って過ごした日々を
    淡々と正面から描いています。正統派の自然物語です。

    壮大な自然の描き方がリアルで、読者を草原の世界に引き付けてくれます。
    子ゾウの頑張りを見ていると、ついつい親の気持ちになって応援したくなりました!
    子ゾウにも容赦なく襲ってくる自然の世界の厳しさに、胸が詰まる思いがしました。

    オカバンゴについた後の、大きなゾウのその後が気になりました。
    大きなゾウのような朴訥なキャラ、私はとても好きです。

    投稿日:2013/11/15

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  • ラストの余韻

    たしろちさとさんの作品ということで、読みたいと思いました。
    群れからはぐれてしまったちいさなゾウがおおきなゾウと出会います。2頭がだんだんと心を通わせていくのが、見ていてよくわかりました。
    アーノルド・ローベルの『ぼくのおじさん』に似た感じのストーリーだなと思いました。。
    ラストの余韻がとてもよかったです。

    投稿日:2024/03/08

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  • きっとまた会える

    たしろちさとさん、キリマンジャロに行った時に、
    このゾウさんの物語についてもアイデアが浮かんだのかしら。
    そんなことを考えながら読みました。それから、アンボセリなど
    サファリに行った時に、岩みたいなゾウの群れがごろごろ(ほんとに
    ごろごろ!って感じでした)していたのも思い出しました。
    おおきなゾウもちいさなゾウも、おんなじゾウさんですけど、
    違った雰囲気で描かれていて、すごいなあ上手だなあって思いました。
    おおきなゾウに助けられたちいさなゾウ。
    最後にはお別れしますが「おんなじところにいるのだから
    きっとまた会えるよ!」と娘は言っていました。

    投稿日:2016/09/29

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  • みずのにおい

     砂嵐のなかで、おかあさんゾウとはぐれてしまった、ちいさなゾウ。
    ちいさなゾウは一匹で歩いているおおきなゾウにであいます。

     無骨なおおきなゾウと無邪気なちいさなゾウのやりとりが、ほほえましいなと思いました。

     「みずのにおいがする」と、おおきなゾウとちいさなゾウがそろって鼻をあげている場面が、よかったです。ゾウたちの気持ちがつたわってきます。
     砂漠と水辺の風景のコントラストが、印象的でした

    投稿日:2014/10/27

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  • 大きなゾウが素敵

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    おかあさんとはぐれたちいさなゾウ。
    ちいさなゾウといっしょに行くおおきなゾウ。
    あからさまに世話を焼く態度は見せませんが、大きなゾウがかっこよくて素敵だなーと思いました。
    ちいさなゾウといっしょにいるとおおきなゾウのおおきさがより目立ちますね。

    投稿日:2014/10/23

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  • 奇跡

    このお話は、水を求めて移動するゾウの群れから離れてしまった小象のお話でした。でも、その小僧が大人のゾウと出会ってたくましく一緒に水辺を目指して旅をするのです。その男同士に力強さみたいなものがとってもかっこよくってステキでした。

    投稿日:2014/10/23

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  • 年長と小学5年生の子に読みました。

    擬人化されていない動物の絵がステキです。

    砂嵐のため、母さんとはぐれてしまった小さなゾウは、偶然出会ったおおきなゾウのおじさんとオカバンゴへ旅をします。

    小さなゾウを守ろうとすることで、おおきなゾウは自分にこんな勇気があったのかと気付きます。

    おおきなゾウのおじさん、本当はとても優しいのに、その優しさを前面に出さずに振る舞うところが、いい感じです。

    子供たちは、最後に一人ぼっちで行動するおおきなゾウのことを心配していました。

    心があったかくなるような、ちょっと切ないような、いいお話です。

    投稿日:2012/11/20

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