「おにいちゃんがいるからね」で泣かされたニルソン&エリクソンの作品だということで即手に取りました。
家で弟の前では陽気に歌をうたってあげるお兄ちゃん。
とっても面倒見の良い優しいお兄ちゃん。
『おとうとの歌』なんていう歌まで作って、弟は大喜び。
ところが、学校では人前で歌うことに尻込みをして、春の学芸会では音楽劇の「おしまいのことば」を言う係りに。
なのになのに、それすら一人で言えない臆病風が吹いて来て、読んでいてハラハラ。
とうとう学芸会当日。
音楽劇も佳境に入ったあたりで、おしっこに行くお兄ちゃん。
ところが、みんなのいるところへもどりたくなくて隠れてしまうお兄ちゃん。
エ・エ・エッ〜〜〜、どうするの〜?
まずい まずい まずい と焦ってしまった読者の私。
この後の弟くんの活躍にやっぱりジ〜ンとしてしまいました。
そして思いもよらないエンデイングにやっぱり涙ウルウルでした。
こうしてみると第一子より第二子の方が本番に強いのかな〜(笑)。