力持ちの若者が都へ行こうと旅だった。
途中、あたりが急に暗くなってきて・・・
ん〜、恐いね〜。
しばらくすると大きなおにが現れて・・・
その鬼は若者を食べようとしたが
姫の『お食い始め』に若者をさしだそうとかんがえた。
若者は、オドオドする事もなく
しっかりと鬼の言葉にも返してくる。
なんてたくましくて、芯の強い若者なんでしょう。
子どもたちも「スゴイね〜、恐くないんだね〜
つよいね〜」なんて感心感心!!
それに比べて鬼は・・・
なんてずるいんだ!!こんな展開になるとは
私も想像してなかった!余りのずるさに、私達も
読み進めるたびにちからが入ります。
でも、それも、鬼の娘。つまり姫に何とか人間の肉を
食べさせたい。(お食い初めさせたい)と言う親心も
あるんでしょうね〜。
そう思うと、完全に憎むのもきがひけちゃう。
でも、やっぱりずるい!!
若者と鬼達とのやりとりのテンポがとても良くて
ドンドン引き込まれて行きます。
でも、私的には鬼のずるさがちょっと・・・だったので
☆4つに。でも、むかし話はこう言うところが
おもしろいね!