書店で娘が選んだ一冊です。
ほんわかした可愛い絵柄と穏やかなストーリー展開、そして気持ちが温かくなるような締めくくりに満足しました。
赤だけでもいいけれど、緑だけでもいいけれど、両方一緒にあったほうがより素敵。二人で建てた家はその集大成ですね。
最後、空からやってきた天使(赤ちゃんですね!)は、二人の絆を確かなものにし、二人は幸せ一杯、めでたしめでたし…。
(思わずページを見返し、芝刈りしてるみどりのくまが男の子、家事をしているあかいくまが女の子、と気づきました!)
ただ一点、気になったことが。
それは、この本より早く刊行されている『あおくまちゃんとあかくまちゃん』の存在です。
青いもの好きのあおくまちゃんと赤いもの好きのあかくまちゃんが最後に一緒に赤と青の家を建てるというものですが、この『あおくまちゃん…』と『みどりのくまとあかいくま』、どこかかぶってませんか?
もちろん、作品としては全く別物なのですが。
ただ、別の本を思い出してしまう絵本、というのはどうなんだろう?という疑問が残りました…。