どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
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江國香織さんのファンなので購入しましたが、期待以上の素敵な絵本でした。 猫の頭にとまったり、野原や海、夕焼け、夜の世界まで……どこまでも飛び回る自由なちょうちょが主人公。「さびしくても へいき。だって ほら なみのおと せかいは おとに みちている」という、江國さんらしい言葉遣いも魅力。日常に閉じこもっていないで、五感をフルに使って広い世界を味わえば、きっと人生は豊かで素敵なものになるのだと、ちょうちょがおしえてくれるような気がします。 絵は、MOE絵本グランプリを受賞したというだけあって、大胆かつ繊細で、うっとりするほど美しいです。 あかるく軽やかな気分になる絵本です。
投稿日:2013/09/29
ちょうちょを主体にして、まるで詩のようなお話が展開されていきます。 見開きの端と端が繋がっているようなので、ページで分けずに広げたら、長い長い絵になりそうです。 読者対象は、小学生もしくは大人でしょうか。 絵本というよりも芸術作品を鑑賞している気分になります。
投稿日:2022/03/14
色々な言葉を喋り始めた次男の最近のブームは「ちょうちょ」。飛んでる動物を見ると小鳥であっても「ちょうちょ!」と言っています。図書館で、なんとなく気になって読んでみました。ちょうちょが自由きままに旅をする様子が詩的に綴られています。“きのうをとびこえ きょうをくぐりぬける” や “うるさいをよこぎる” など読解にセンスを要するところもありますが、最後の色鮮やかなちょうちょがたくさん飛び交っているページが気に入りました。カラフルな色は気持ちを明るくさせますよね。
投稿日:2016/05/11
MOE絵本大賞で見かけて読んでみたいと思っていた絵本です。 3歳の息子と一緒に読みました。 残念ながら絵本としては完成度どうかな〜?というのが感想です。 絵がきれいです。ちょうどMOE世代のママが好きそうな きれいなイラストだと思います。 文章が江國香織さんで、素敵なんですが ちょっと小難しく感じる場面もあり。 子供にすとーーーんと入ってくる感じではありませんでした。 改めて絵本って、、、難しいもんだなぁと感じさせられた一冊でした。
投稿日:2015/07/04
このお話はいろいろなチョウチョが見る景色を描いたお話でした。身の回りのありふれた景色に溶け込んでいるチョウチョの姿がなんかかわいらしいお話でした。うちの子は自分が実際に見たチョウチョの景色とも重ねてこのお話を楽しんでいました。
投稿日:2015/01/26
絵本雑誌MOEの特集を読んで、この絵本を読みたいと思っていました。 江國香織さんの美しい言葉のセンスと、大らかで瑞々しい挿絵がとてもあっていると思いました。「せかいはおとにみちている」「ちょうちょはくうきをたがやす」など、どきっとするほど素敵な言葉が並んでいます。 自分がちょうちょになって、自由に飛び回っているような気持ちになってきました。ラストシーンも圧巻です。
投稿日:2013/12/18
美しくて繊細な江國さんの言葉とそれにぴったりな挿絵。 主人公は可憐な「ちょうちょ」ですしね。 童謡のちょうちょとはまるで違った大人っぽい世界でした。 そのせいか、娘の心にはまだまだ響かなかったようです。 6歳の、しかも女子だけど男子っぽい感性の子どもだからなあ(笑)。 女子ばりばり!な雰囲気の江國さんの世界に触れるにはもうちょっと 大人になってからの方がいいのかもしれません。 でも、この繊細な言葉遣いには馴染んでほしいのだけどなあ。
投稿日:2013/11/14
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