「ぼくのへやのりすくん」 ママの声

とても素敵な部屋ですね。
私も過ごしてみたいです。

絵の上手なお母さんが部屋の壁に描いてくれた絵は生き生きしているから、描かれたリスに心が宿ったのですね。
そのリスに話しかけられても驚かないともくん。
りすくんのためにりんごを用意してくれたともくん。
そんなともくんのことを諫めたりせずに絵を描き加えてくれるおかあさん。
二人とも、とても素朴で優しいです。

二人に会ってみたい気持ちになりました。

ワクワクするお話です。

「おなかすいたよう」と耳元で声がして

ともくんは目を覚ましました。

ベットで一緒に寝ているくまさんは

黙って座っています。

じゃあ誰がそんなこと？

「ここだよ」

声がする方をみると、１ぴきのりすがいたんです。

部屋の壁に大きな木が描かれていますが、

実はここにりすの絵も描かれているんです。

このりすがでてきたようです！

ここからがお話は本当に

ワクワクします。

とりごえさんらしい絵本です。

お母さんが壁に描いてくれた木の絵。
そこから本物のりすが出てくるなんてすてきだなと思いました。
お母さんの絵がとても上手だからこんなことになったのでしょうか？
りすくんのためにしっかりと木の実を描いてあげようと提案するところもいいなーと思いました。
きっと世界で一つのとてもすてきな壁ですね。

　子供部屋にママが絵を描いてくれるなんてステキだなと思いました。ヨーロッパの子供部屋のようです。
　絵から飛び出してきたリスくんとのやりとりも、ほほえましいです。ともくんと一緒にリスくんの食べ物を描く場面は、おもしろそうでうらやましくなりました。
　
　あたたかい色合いの絵と、ほのぼのしたお話がぴったりあっています。ほっこりリラックスできる絵本、子供もママも楽しめそうです

このお話はお母さんが壁に書いてくれた絵の中のリスが壁から出てきて、お友達になるというお話でした。お腹がすいたら壁にまた食べ物の絵を描いたり、リスの友達も書いたりとお母さんととっても楽しそうにしているのがかわいい絵本でした。