「エルマーとエルドーおじいちゃん」 ママの声

エルマーとおじいちゃんのやりとりが、面白いですね。
大人の私が読むと、「おじいちゃん、もしかしてボケちゃった？・・・」なんて見てしまうのですが、子どもにとっては、オトボケな二人組みなのでしょう。
エルマー一族では、ついつい体のカラーと柄に注目するのですが、おじいちゃんも、いい色ですね。

エルドーおじいちゃんは物忘れがひどいと思わせて、実はエルマーの上をいくいたずらっこ。
エルマーとちゃんと何して遊んだとか全部覚えているのです。
いつもはエルマーがみんなを驚かせるのに今回はエルドーおじいちゃんにやられっぱなしのエルマー。
こんなおじいちゃんがいたらおもしろいなって思いました。
エルドーおじいちゃんの「いちばんうれしいのはエルマーがおじいちゃんのこと忘れないであそびにきてくれること」というおじいちゃんの気持ちにちょっと心打たれました。
最後にエルマーとおいかけっこしているエルドーおじいちゃんのやんちゃっぽい表情がなんとも言えず楽しいです。

　おじいちゃんと孫との関係を、エルマー一族のいたずら・おとぼけぶりを使って、こんな関係いいなぁ。と心温まるお話です。

　おじいちゃんは何柄なのか？私は、パイナップルのパッチワークに見えるのですが、いとこといいおじいちゃんといい、このパッチワークに皆から愛されるいたずらぶりの謎が隠されているのかな？

　元気な時も、病気の時も、心の片隅に自分を愛してくれる人の存在ってありがたいですよね。

エルマーが大好きなおじいちゃんに会いに行く話し。
おじいちゃんの好物を持っていってあげたり、とてもやさしいエルマー。
おじいちゃんとお散歩するけど、失敗ばかり・・・。
でもエルマーが遊びにきてくれるのがうれしいんだと・・・おじいちゃんの言葉にこちらもウルウルしちゃいました。
敬老の日も近いこともあり、今繰り返し読んでいる1冊です。
エルマーは色々な色があるぞうなので、見ていてとても楽しいです。

エルマーのおじいちゃんのとてもユーモアたっぷりなおとぼけぶりとエルマーと一緒になって遊んでくれるところが、とても微笑ましかったです。

おじいちゃんは、エルマーと一緒になって走ってすごく体力があるのにびっくり。石投げもとても上手だし、こんな風に遊んでくれるおじいちゃんがいたら、子どもはとても楽しいことでしょう。

義父がキャッチボールで遊んでくれた時に、息子がなかなか帰りたがらなかったことを思い出します。おじいちゃんの最後の言葉には思わずほろりとしました。「おじいちゃんのことを　わすれないで　あそびにきてくれることなんだ」という一言です。こんなことを言われたら、また遊びに行こうと思ってしまいますよね。

ちゃんとおじいちゃんのことを覚えていたエルマー。
そして、それを試すがごとく行動するおじいちゃん。
正直、最初は、「おじいちゃん、孫を試しすぎ・・・」なんて思ったんですが・・・。
よくよく考えたら、さすがエルマーのおじいちゃん。
ちょっとしたお茶目？だったのかな？と思うと微笑ましくなりました。

いつまでもおじいちゃんを忘れない優しいエルマーにも、ほろっときました。
私たちも、大切にしないとね。
そう思った一冊です。

エルマーがエルドーおじいちゃん家に遊びにいくお話です。
おじいちゃんの好きなものや一緒に遊んだ場所などおじいちゃんは覚えてないふりをしながらしっかり知っていた所はやっぱり
同じ系統だからでしょうか。最後に一番うれしかったのは
おじいちゃんに会いにきてくれたところは、私自身が一番
うるうるものでした。自分が小さいときは近所に住んでた
おばあちゃん家に遊びに行って一緒に遊んだとを思わず
思い出してしまいました。子供達は近くではなく遠方に住んでいるおじいちゃん・おばあちゃん達ですが大好きなのでこの部分は
感じてほしいなっと思いました。
途中二人で一緒に歌を歌う部分は私が適当に歌ってたら
子供達は思わずゲラゲラ笑いこけてました。
素敵な絵本だと思います。

パッチワークのエルマーの模様も素敵ですが、エルドーおじいちゃんの模様も、なかなか素敵です。エルマーとエルドーおじいちゃんの心あたたまるお話。子どもがお年寄りに遊んでもらう感じって、こういう感じだったなぁと、思い出すようなお話です。子どもが、少し大きくなってくると、祖父母をいたわるような言葉がけをするようになってきます。でも実際には、祖父母のほうが一枚上手ということが多いのではないでしょうか？そういう関係を表現したお話です。

エルマーがおじいちゃんに騙されていることを、知ってか知らずか、
うちの子たちはニヤニヤしたり、ゲラゲラ笑ったり〜
面白く聞いていた様子です。

このシリーズにすっかりはまっている子供達。
次回図書館へ行ったら、真っ先にエルマーの棚に行くかも。