アンパンマンが大好きな2歳8ヶ月の娘にせがまれ、図書館で借りてきました。
アニメのアンパンマンが大好きなので、たくさんあるアンパンマンの絵本の中でも、「アニメ絵」で描かれている、こちらをチョイス。
実際に読み聞かせてみた感想は、
「アニメのダイジェスト版」みたい… という感じでした。
1話15分弱あるアニメのお話を、24ページに詰め込んでいるだけあって、「セリフのついた、あらすじ」に、その場面場面の絵が付けられている…という印象を受けます。
「アンパンマン」が大好きで、「絵を見ているだけで、楽しいー!」という娘自体は、喜んでみていましたが、「声に出して、読んでいる大人」からすると、『普通の絵本』と比べて、物足りなさというか、今ひとつ、という気持ちになりました。
色んな絵本を読んでいて、絵本独特の 「短いけれども、必要な思いや要素が詰まった、厳選された言葉選び」や、「ページをめくる時の、次のワクワクや間」、「読んでいて、その情景が浮かんでくるような文章」 等を望む、好まれる人には、オススメできないです。。
娘自体は、「アンパンマン読んでー」と言ってきますが、どうも、これはあんまり私は「何度も読んであげたい」とは思えませんでした。
慣れ親しんでいるのは、「アニメ絵」のアンパンマンですが、絵本として読んであげるなら、「絵本」として作られている、アンパンマンの方が良いなぁ… と思いました。
※親が 「読み聞かせ」 として選びたいかどうか、の観点での話です。
子供としては、喜んでいましたけどね。