「うちのパパは ウルトライックメン」 ママの声

小さなお子さんにとってパパの存在は偉大で、ウルトラマンみたいにかっこよく見える瞬間がたくさんあるのでしょうね。
ウルトラマンのテレビを見終わってすぐにパパが帰ってきたら、なおさらなのでしょう。
子どもの立場になって子どもの視点になって世界を見たら、今私が見ているよりもはるかに魅力的でワクワクする世界が広がっていそうです。

パパがウルトラマンじゃないかと、うたがう子どもがとてもかわいい。
最近、ウルトラマンの存在を興奮気味に話してくれた息子は、すごくくいついていました。
男の子の想像と現実、なんだかうまいことかみあっていく感じが楽しかったです。

今はやりのイクメンを文字ったイックメンという呼び方が、ユニークです。

自分のお父さんは実は、ウルトラマンなのではないかと真剣に考える子ども目線の心の中が、なかなか面白いです。

それくらい、お父さんの存在は子どもにとっては頼もしくって、かっこいい憧れの存在なのでしょうね。

でも、本当にここに登場するお父さん、ウルトライックメンと呼ぶにふさわしい。
家族のために仕事の疲れもお構いなしに、必死の看病をしてくれます。
みんなが高熱でダウンしていても、お父さんだけ無事！やっぱり本物のウルトラマン？？？

と思いきや、最後の最後にお父さんが高熱でダウンしているページが・・
なんだか、その最後のオチがとっても心温まりました。

世の働く頑張り屋のお父さんは皆もしかしたら・・ウルトライックメン？
ウルトライックメン！お疲れ様。
読み終えた後にはそんな気持ちになっているかもしれません。

子どもたちが、パパってもしかして・・・？っていうドキドキ感がすごく伝わる絵本でした。
子どもと一緒に、もしかして、ウルトラマン？バルタン星人？と言いながら
ワクワク、ドキドキしながらページをめくってました。

パパ以外のみんなが熱でダウンしちゃって、仕事で頑張ってる以外に
家でも大活躍なパパでした。
最後のオチも、あーあるある！っていう・・・ｗ

パパの正体はウルトラマンではないかと疑いを抱く男の子のお話。
はたしてパパは本当にウルトラマンなのでしょうか…？
こんなすてきなパパいいですね。
我が家のパパも子供のためならがんばってくれるかな？
とても頼れるパパのお話でした。