みんなに合わせてじっとしているのが嫌いで、みんなから困ったもの扱いされていたけれど、そんなかっちゃんの斬新な遊びのアイデアが、みんなに気づかせたのですね。
かっちゃんも、ステキな魅力を持っていることを。
人はひとりひとり違うのだから、そんな違いにこそ、友達関係の面白さがあるのだということを、考えさせられます。
主役が男の子で、ワニになるというのも男の子っぽい内容だからか、娘たちの反応は今ひとつだった気がしますが、小学校低学年くらいの男の子や、教室での読み聞かせに向いているように思います。
ただ、こてこての大阪弁の絵本なので、大阪弁が上手でないと、読み聞かせには苦労するかもしれません。
私も、誰かに大阪弁で読んでほしいと思いました!