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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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サンカクさん」 パパの声

サンカクさん 文:マック・バーネット
絵:ジョン・クラッセン
訳:長谷川 義史
出版社:クレヨンハウス
税込価格:\2,200
発行日:2017年08月
ISBN:9784861013416
評価スコア 4.43
評価ランキング 11,868
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  •  大阪は藤井寺市生まれの絵本作家長谷川義史さんが慣れ親しんだ大阪弁を駆使し、海外絵本の翻訳に新鮮な風を送ったジョン・クラッセンの『ちがうねん』や『みつけてん』。
     そのクラッセンが絵を描いて、マック・バーネットが文を書いたのが、もちろん翻訳は長谷川義史さんで、この絵本です。
     タイトルのとおり、主人公は「サンカクさん」。
     名前のとおり、体型だけでなく、家も家の出入り口も三角で、性格もどちらかといえば三角。丸い性格でないのは、間違いない。
     何故なら遠く離れたシカクさんのところまで、わざわざ「わるさ しにいく」ほどだから。

     三角の景色をすぎ、なんだかややこしいところも越え、しだいに景色は四角になっていきます。
     シカクさんの家に着いたサンカクさんは、ヘビがきらいなシカクさんに「シャーッ!」とヘビのマネして驚かせて喜んでいます。
     やっぱりサンカクさんの性格は、丸くありません。
     それでもシカクさんには「おこらんといてえな」なんてシラッと言うのですから、ちょっと友達にはしたくありません。
     そこでシカクさんはその仕返しに、わざわざ遠くのサンカクさんのお家まででかけることになります。
     この二人、仲がわるいのか。本当はとっても仲がよかったりして。

     ジョン・クラッセンの絵がとってもいい。
     この絵を見ているだけで、心がほっと丸くなります。
     そして、何より長谷川義史さんの大阪弁がごっつうはまってます。

    投稿日:2018/06/03

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  • 長谷川義史さんの訳が絶妙です。
    原作はどんな文章だったのでしょうか?
    サンカクさんとシカクさんのお話ですが、絵だけ見ていても、何がどうしてどうなるのか全く解りません。
    そこに、味つけのようにわずかな言葉をふりかけるだけで、生き生きしてくるのですから不思議です、
    サンカクさんもシカクさんも無口なのかも知れませんね。

    投稿日:2017/11/19

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