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すてきな三にんぐみ」 パパの声

すてきな三にんぐみ 作:トミー・アンゲラー
訳:今江 祥智
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1969年12月
ISBN:9784033270203
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,846
みんなの声 総数 278
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  • これぞ名作絵本

     これはもう絵本の名作といっていい作品です。
     奧付をみると、1969年に初版が出ています。つまり半世紀近く、子どもたちに愛され、読まれ続けてきた作品です。
     きっとこの絵本を読んで大きくなった人も今はその子ども、あるいは孫世代へと続いている一冊でもあるでしょう。

     この絵本の何が子どもたちを夢中にさせるのでしょう。
     怖い三人組の強盗がある日たまたま手にいれたみなし子のティファニーちゃんに振り回されて国じゅうのみなし子を助ける、いいお話だからでしょうか。
     そうではないと思います。
     なんといっても、この三人組が本当に怖い強盗だからです。何しろこの三人組に出合うと、
     「ごふじんはきをうしない、しっかりものでもきもをつぶ」すぐらいの怖さです。
     子どもたちは怖い話が大好きです。
     たぶん、三人組を紹介するこの怖い導入部から子どもたちは夢中になるのではないでしょうか。

     そんな怖い三人組がみなし子のティファニーちゃんにすっかり振り回される。子どもたちの笑い声、歓声が聞こえてくるような展開です。
     それもこれも導入部の怖さがあったからです。
     読み聞かせなんかにもいいですよね、最初は太く低い声、中盤以降は普通の声、最後はやさしい声で世界を作り出すことができます。

     この絵本の訳は児童文学者の今江祥智(よしとも)さん。
     今江さんが残念ながら2015年に亡くなりましたが、まさに名作の訳でこれからも生き続けるでしょう。

    投稿日:2016/07/03

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  • なんだか大変好きみたいです

    • キースパパさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子2歳、女の子0歳

    うちの子はなぜだかこの絵本が大好きで、いつも本棚から持ってきます。
    自分はあまり読むのが得意ではないので、適当に読んだり、読まずにめくるだけだったりしているのですが、それでもいいようです。
    どうも絵を見るのが楽しいのかな?
    何となく怖い感じのムードがありますが、それが一層興味を引くのかもしれません。

    投稿日:2013/08/22

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  • 三人のステキな変化が◎

    • 花蜥蜴さん
    • 20代
    • パパ
    • 青森県
    • 男の子4歳、女の子2歳、男の子0歳

    最初は全然ステキじゃない3人組。
    はっきり言って目しか見えないし怖い。
    子供は3人の持っている武器がお気に入りらしいけどねぇ。

    そんな3人が追いはぎや泥棒を繰り返し、ため込んだお宝の山。
    そんな時3人がさらってきた女の子の疑問を投げかける。
    『このお宝どうするの?』
    この一言で使われる目的の無かったお宝と
    3人組はステキな世界に変わる。

    一人の女の子から、ドンドン集まる子供達。
    その子供達が町を作り、子供が生まれ大きくなっていく。

    時が流れ3人組はいなくなってしまうけど…
    ステキで安心できるラストが待っています。

    内容だけでなく絵も影絵のようで子供は魅入っていました。
    地元の読み聞かせでも人気の一冊ですよ〜

    投稿日:2011/08/19

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  • これからも読んであげたい

     この絵本を最初に息子に読んであげたのは、3、4歳の頃だったと思います。評判が高い絵本でしたが、予想に反して、息子は気に入らないようでした。
     前半の暗いタッチが少し怖かったことと、後半で良い事をしても、それが泥棒で稼いだお金であることが、どうしても納得できないようでした。

     5歳になった最近、また読んであげました。
     やはり、泥棒をすることは納得できなかったようですが、「すてご」や「みなしご」などの言葉の意味を教えながら、後半を読み進むうちに、多くの子供たちを救った三人組の「素敵な」ところが少し理解できたようで、息子の成長を感じることができました。

     この絵本は、まだ息子のお気に入りの絵本とは言えないようですが、これからも読み続けていきたいと思いました。(いつか、息子も3人組の気持ちが理解できて、「素敵な3人組」と心から思える時まで。)

    投稿日:2009/10/15

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  • 娘にささげた絵本

    三人の盗賊のお話。
    人のものを盗むのは悪いことだけど、集めた宝の使い道を考えていないなんて少し間抜け。
    女の子の一言で、捨て子、みなしごを集めて村を作っちゃった。
    ウンゲラーが娘のために作った絵本だそうです。
    お休み前の読み聞かせ。
    内容はそれにぴったりです。
    難しいことは考えず、子どもと一緒に楽しむ本。
    青と黒を最大限に生かして、きり絵のような世界。
    眠りの世界に誘うにはとても効果的かと思いました。
    娘のフィービーちゃんにとって、ウンゲラーはとても良いパパだったんだろうな。

    投稿日:2009/08/27

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  • 義賊!

    迷わず買いました!昔から盗賊とか泥棒の話が好きでして。ルパンとか石川五右衛門とか。この三人も義賊ですよね。蓄えた金銀財宝でみなしごを集めてきて…「どっさり」集めてくるという表現がまた切なさを募らせます。最後の3つの塔のところなんか大好きだなあ。
    息子にもこういうカッコイイ温かい心を持った男になって欲しいなあ。ほんまにドロボーになってもたら困るけど…

    投稿日:2009/06/30

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  • 必読書

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    評判が高い作品でしたので読みましたが、実に絵本らしい作

    品で納得の一冊です。

    初版が1969年とかなり古いのですが、やはり良いものは

    残るということなのでしょう。

    内容は、3人の盗賊がある子供の一言で目覚めて、孤児達の

    ために住まいを提供するというお話ですが、正に今日的な問

    題で時間の経過を全く感じさせません。

    最初は盗賊達に合わせて絵の色調も暗いのですが、次第にど

    こか暖かいものになっていきます。

    今の荒みつつある時代にこそ、こんなお話を読ませたいと思

    います。

    是非、子供には読ませたい一冊です。

    投稿日:2007/07/28

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  • やさしいどろぼう

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    誰もが恐れる泥棒の三人組。ある日、彼らはみなしごのティファニーを捕まえてします。お金の使い道をティファニーにきかれた三人が考えついたのは、みなしごたちを育てることでした。
    何度読んでも、この本から得られるしあわせな気持ちは変わりません。この本を読んだ子どもたちも、三人組のもつ包容力、そして彼らが育てた子どもたちのやさしさに気づいてくれると思います。

    投稿日:2006/11/19

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  • 意外な展開

    表紙の絵とタイトルのミスマッチに惹かれて読みました。

    絵のイメージではじめは怖がっていた娘も、ストーリー展開
    の意外さに惹き込まれたようでしたが。
    ねずみ小僧のようにポリシーが明確ならば納得するんですけど。
    娘に「いい泥棒もいる」と思われると困るな、と思いました。

    でも結末はホッとするし、スケールの大きい終わり方で良かった。

    投稿日:2005/10/04

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  • 泥棒さんが「すてきな」わけ

    • うのかさん
    • 30代
    • パパ
    • 熊本県
    • 女の子2歳

    「すてきな三にんぐみ」って、ページをめくると怖そうな泥棒さん達。娘も「怖い、怖いねぇ。」を連発。でも「すてきな」理由が、大きな展開の中で解っちゃうところがスゴいと思いました。三にんぐみの塔が立っていて、みんなの記憶に残り続ける所なんて秀逸です。そうだよねぇ、お金儲けが好きな大人は多いけど、お金が沢山あっても何に使うのかなぁ。広い家を買って、良い車に乗って、美味しいものを食べて・・・いつかはクラウン、いつかはベンツ、いつかは六本木ヒルズのマンション、そんな右肩上がりの価値観にハッとしてしまう、むしろ大人にとって気づきのある絵本かもしれません。
    もっとも、2歳の娘は福祉的な概念はまだまだのようですが、「怖い」から「幸せ」に展開するのは解るようで、「すぅてきなさんにんぐみっ!」と節を付けて歌ってます。このところ一週間くらい連続でこれを「よんでぇ」と持って来るくらい、お気に入りになってます。

    投稿日:2004/10/28

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