子供も楽しめますが、大人が気に入ってしまうことが多い、と言うのがバムケロシリーズに代表される島田ゆかさんの絵本です。バムケロシリーズは、姉妹品とも言える”ガラゴシリーズ”を読んでいるといっそう面白く読めると思います。らくちゃんや、こみみさん、ぷるどちゃん、ぶよぶよの子犬、ガラゴの鞄、ポットの鞄を売ったゾウの店(リンゴ飴と書いてある)等々、キャラクター探しをするのもおもしろいし、脇役の動物?の動きもよく考えて描かれているため、その動きを追っても面白いです。読み返すたびに新たな発見があることも、このシリーズの人気の秘密のような気がします。さらに、使われている小物や道具などが面白く、しかもセンスが良いのが大人の女性に受ける秘密ではないでしょうか。