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おおきな きが ほしい」 パパの声

おおきな きが ほしい 作:佐藤 さとる
絵:村上 勉
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:1971年01月
ISBN:9784033301501
評価スコア 4.82
評価ランキング 214
みんなの声 総数 153
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  • かおるのスカイツリー

    大木を見上げているといろいろな夢が湧いてくるのですよね。
    木登りは子どもの大冒険の第一歩。
    なかなか最初の枝に足がかけられないのだけど、枝に登った時の達成感。
    そうするとそこから先は別の自分がいたりします。
    かおる君は大きな木に夢を持ちました。
    とてつもなく高い大木は、スカイツリーのようです。
    はしごで登って、登って、途中からはトンネルになっていて…。
    自分の家を作って、それから先には見晴台。
    きっと世界一高い自分のためのスカイツリー。
    この夢がたまりません。
    お母さんも木登り好きだったし、お父さんもまた…。
    縦長に開くお話でどんどん上に登っていくお話。
    自分もどんどん空に向かっているようで夢いっぱいですね。
    実際には木がないから、木の苗を植えました。
    これもかおる君の成長と共に夢を育ててくれるでしょう。

    見晴が素晴らしくてとても開放的な絵本ですが、下を見下ろした絵がなくてとても良かったです。
    私、高所恐怖症ですから。

    投稿日:2012/01/21

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    2
  • 親子で想像の翼がひろがっていく

    • きみたまきみたさん
    • 50代
    • パパ
    • 東京都
    • 女の子19歳、男の子17歳、女の子15歳、女の子3歳

    上の子に、はじめて読み聞かせたときに、非常に懐かしい感じがしました。
    調べてみたら、初版が1971年で、私が小学生の時に読んだことがある絵本でした。

    子どもに絵本を読みきかせていると、本とのこうした再会があるのが一つの楽しみです。
    自分が楽しく読んだことを思い出す絵本を、大人になって子どもに読み聞かせている感慨。

    この本は、縦スクロールの要素がある絵本です。
    表紙の裏、そして裏表紙の裏には、本編で描かれている縦長の絵が、縮小されて描かれています。
    これを是非、子どもと一緒に楽しんでください。

    前半は、縦に伸びる大きな大きな木が、ページをめくるたびに上へ上へと描かれていきます。
    木に縛り付けたハシゴを、かおると一緒になって上っていくような気持ちでに、ワクワクしながらページをめくっていきます。
    木の天辺までいけば、身体のまわりを通り過ぎる心地好い風を感じるような気がします。

    私は、子どものころ、こういう図解的な絵が大好きでした。
    アリの巣の断面図とか、海賊の秘密基地の断面図とか。
    絵本ではないですが、「宝島」の挿絵の島の地図なんかも、見ていると頭がグラグラしてくるくらい好きでしたね。

    この絵本は、子どもが秘密基地や隠れ家に憧れる気持ちを描いた本だと思います。
    私も小学生の頃、ドラム缶や土管を利用した秘密基地を友達と一緒に作ったり、藪の中の空間を秘密基地にして、そこにおもちゃなどを運び込んだ経験があります。
    「ロビンソン・クルーソー」とか読んだりした影響で、ツリーハウス、本当に憧れました。
    「トム・ソーヤの冒険」にも、ツリーハウスは出てきましたっけ?

    主人公の「かおる」は、自分の想像力を広げて一本の大きな木を育て上げていくとともに、その木に作ったツリーハウスで四季を過ごす自分を想像します。
    途中からは、四季の移り変わりが映画の場面展開のように描かれていて、ツリーハウスでの生活に夢が広がります。

    読んでいると、かおるの想像している木が、本当にどこかにあるような気がしてきますね。
    こうした想像や行動は、子どもの発達の観点から考察すれば、親からの自立への準備ということになるのでしょう。
    私は、いまだに秘密基地を作って閉じ籠りたくなる時がありますけれどね。

    子どもに読み聞かせながら思うのは、最後に出てくるお父さんの理解ある言葉の素晴らしさです。
    物語的に、最後の絵で、将来への展望が開けつつ終わる。
    それが、読み聞かせが終わった後にも、親子の会話を深める機会に繋がっていく。

    最近、子どもと散歩していて、「あの木なら、木の上にお家が出来そうだね」とか話しながら、大きな木を見上げることが多いです。
    水平から目線を少し上げて見てみると、東京の街の中にも、けっこう大きい木は残っていることに気がつきます。

    残念ながら、かおるの木ほどの大きな木はまだ見つけていませんが、いつの日か、本物の大きな大きな木を見上げながら、その木にハシゴをかけて、ツリーハウスを作って、木の上で一緒に暮らす夢を、子どもと一緒に語り合ってみたいものです。

    実は縦スクロール部分が意外と読みづらい絵本ではありますが、床に置いて読めば、子どもと一緒にワイワイ楽しめます。

    子どもと一緒に、想像の翼を大きく広げられる、とても楽しい絵本です。

    投稿日:2020/11/27

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  • 自分も同じ空想したよ

    僕の庭にすごくすごく大きな木があったら・・。
    はしごをかけて、木の上に小屋をつくって、てっぺんには見晴台。
    リスや小鳥とだって、勿論友達・・・。

    同じようなこと小さい頃考えたなぁ。
    こういう空想って、今でもワクワクする。
    誰もがイメージしたことがあるような夢が、
    素敵な絵で事細かに描写されている。
    小さな頃思い描いていた、大きな木って、
    きっとこんなだったろうなぁと、
    妙に懐かしく感じる絵本です。

    投稿日:2011/04/12

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  • 空想の世界

    • さーくさん
    • 30代
    • パパ
    • 愛知県
    • 女の子7歳、男の子3歳

    主人公の子の空想の世界のお話なんですが、
    記憶にありますよね。こんな空想に浸ったのって。
    私的には、ノスタルジックな思いを持って
    読ませていただきましたが、

    うちの娘は緒に空想の世界に浸れたのが楽しかったのか
    珍しく二回目の読んでオーダーが入りました。

    木の上に自分の小屋を作る。子供なら
    誰もが楽しめるおはなしですよね。

    投稿日:2009/12/21

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  • 僕の秘密基地

    コロボックル物語の佐藤さとるさんの絵本です。
    大きな木が欲しいかおる。かおるの想像は,木がぐんぐん伸びるように,拡がっていきます。
    木の上には自分だけの小屋があって,鳥やリスが遊びに来ます。
    男の子なら一度は夢見る秘密基地。
    かおるが自分の夢をお父さんに語る場面は,元男の子だった私もジーンとくるものがあります。
    是非,息子さんには,お父さんが読んであげてください。

    投稿日:2009/03/27

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  • ずはり!!これを読め!!

    なにげなく読んだこの絵本。タイトルどおり、おおきな木の上に自分の家がほしい。その夢がどんどん膨らんでいきます。自分も小さいころ体験した想像上のひとり遊びの感覚がよみがえってきました。絵のレイアウトもとっても斬新です。ぜひ読んでください。そしてあのころの純粋で夢ある想像力をもう一度体験してみませんか。

    投稿日:2009/02/22

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  • 子供のとき、大好きでした。

    子供のころ、一番大好きな絵本でした。男の子が好きな、「基地」を連想させる話で、何度も読んだ記憶があります。大人になって手放してしまったのですが、書店で探してもないので、絶版になったのかと思っていましたが、こちらにあることに気がついて、息子のために購入しようと思ったしだいです。季節感と、絵の感じがとても好きです。男の子には、特に面白いんじゃないかな。お勧めです。

    投稿日:2008/09/10

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  • グッドなおとうさん

     男のこの夢はいつの時代も変わらなくて、木の上に自分のうちを作るというのは、かく言う自分も考えたものです。
     自分の木、自分の家というのが、子供の憧れなんじゃないかな。秘密基地感覚というか。
     我が家の5歳は、大きいダンボール箱を見つけると、必ず、おうちごっこを始めます。設定はその都度いろいろですが、本当に想像力の豊かさに感心します。
     しかし、いいお父さん。やっぱり男の子の冒険話は、お父さんにするに限るね。将来の夢のために木を植えるお父さんに、私もなりたいと思います。
     この本はお父さんが読んでやりたい本だね。

    投稿日:2004/09/29

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  • 自然とのふれあいをリアルに感じさせる

    • 熱血主夫さん
    • 30代
    • パパ
    • 埼玉県
    • 女の子7歳、女の子5歳、妊娠中

    男の子が、自分の家に大きな木が欲しいと願い、その強い願いから、自分で色々とイメージを膨らませて、その情景を創っていきます。

    『こんな事があるかもしれない』という具合に、“〜かもしれない”から伝わる文章により、想像の中でも、本人の中では具体的なものが出来あがってくるのを感じさせられます。

    とても絵がきれいに出来あがっており、『楽しさを感じさせてくれる絵』と言った方がよいのか、上手い表現が浮かばないのですが、絵を書いている方の『楽しい思い』みたいなものが出ているのでしょうか。また、絵本の作り方にも工夫がされており、横の見開きが、絵の書き方によって、縦の見開きになって、大きな木を上に登っていくという情景を強くイメージさせてくれます。

    投稿日:2004/08/13

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  • 子どもの冒険魂

    私が小さかった頃、佐藤さとるさん/村上勉さんの本で「ぼくのつくえはぼくのくに」という絵本がありました、とても大好きで、いつもその本をながめていた記憶があります(もう廃刊になったのでしょうか)。表紙をみて、その頃を思い出し手にとりました。子どもは冒険好きです。木の根っこのところから、どんどん登っていく、木の中にも洞窟があったり、いろんな動物がいたり、一番てっぺんから街を見下ろす・・・ワクワクすることうけあいです。季節の移り変わりによって、木の上の小屋の中の風景も変わり、子どもにとってなんだか秘密基地にいるみたいな気持ちになれるでしょう。長い本でしたが何度も繰り返し読むようせがまれました。

    投稿日:2004/06/18

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