2003年のイギリスの作品。
原題は、『FIND-A-SAURUS』
物語は、
「ある日、ママから恐竜の話を聞いたマーティは・・…
ステゴザウルスと散歩したり、ブラキオサウルスとハンバーグを食べたり、ティラノサウルスとテレビを見たくなりました!」
という書き出しで始まります。
主人公のマーティは、恐竜は昔に死んでしまったというママの説明に納得できず、隠れるのが上手だからと思い込みます。
ベッドの下、洗濯籠、お風呂場の棚、屋根裏、物置、池まで探すのですが、勿論みつかりません。
でも、そこには何とUMAとかお化けとかがいるのです。
そんな生き物に、全く興味を示さず、恐竜一筋にマーティの行為は笑えます。
最後に、尻尾を捕らえたと思ったら、ドラゴン。
マーティの
「なーんだ・・…ただのドラゴンじゃないか!」
なんてくだりは、爆笑モノ。
ママに再度恐竜の説明を受けたマーティの答えが、恐竜は隠れるのが天才的というオチも素敵だと思います。
あちこちに恐竜は見え隠れしているし、恐竜の隠し絵がふんだんにあったりするので、子供達も大喜びの作品だと思います。
絵の色合いも、どこかファンタジーのような感じで、実にストーリーとマッチするもの。
文句なしに面白く、超オススメの作品です。