わかやま しずこさんと言えば、寺村輝夫さんの「王さまの本」シリーズの絵でつとに知られています。
そのわかやまさんが、2008年に発刊したのがこの絵本。
ファーストブックのカテゴリーです。
おかあさん どーこ?
という問いに、
次ページで、おかあさんが登場すると言うシンプルなもの。
おかあさんが、何処かに隠れているとかの仕掛けもなく、直ぐ現れてしまうので、一寸拍子抜けの感がありました。
この繰り返しなので、ファーストブックとしては4種類の動物の鳴き声が出てくる点が良いと言えるかも知れません。
絵自体も好みが分かれるところで、太い線が、細かい表情までは表現できていない点が勿体無い感じがしました。