ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
並び替え
3件見つかりました
こどものともの傑作集掲載作品なのですが、正直言って理解できませんでした。 ささきまきさんの作品は、「なぞなぞライオン」「ぶたのたね」などで我家で大人気なのですが、この作品は趣が全く異なります。 黒一色で描かれたひとりぽっちのおおかみが、仲間を探してうろついているシーンから始まります。 他の動物達を見ては、「け」の一言。 結局、1人で生きていくことを享受していこうと終わるのですが、飛んでいく気球が象徴的です。 対象年齢3才〜小学校初級向きの設定という触書なのですが、子供向きとは言えない作品だと思います。 かといって、大人向きと言えるかも疑問です。 評価の分かれる作品ですが、私は読み聞かせという観点が第一なので、厳しい評価せざるを得ませんでした。
投稿日:2010/01/17
佐々木マキさんの絵は、くっきりと描かれていてとても楽しく感じる部分と、どこかに斜に構えたニヒルさの部分があるように思います。 この絵本のオオカミに、佐々木さんは一つのアイデンティティを与えているようですが、なぜかこの本はシルエットで、オオカミの表情は隠されています。 表情を読者に想像させつつ、存在感としては重さと曖昧さが残ります。 なにしろ、世界に一匹だけ残ったオオカミの子どもなのです。 自分の居場所、仲間をもとめてさまようオオカミの影。 いろいろなことを思いつつ、「ケッ!」と一言で自分を表現していまう、すれたところも見受けられます。 このオオカミは親の愛情を知らないで育ったのでしょうか。 あちこちをさまよいながら、自分はやっぱりオオカミなのだ、と何となく納得するところ、なんとなく愉快さを感じてくるところ、なんだか、とても存在感とインパクトがあるアイロニーです。 充分に分析はできていないのですが、充分に存在感のある絵本です。
投稿日:2012/01/17
狼として生きていくためには、皆を食べて生きていきますが 最後のメリーゴーランド。誰も乗っていません。最初のメリーゴーランドと違います。これは、一人を意味してるのか、皆、食べちゃって誰もいないのでしょうか?
投稿日:2004/11/17
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
からすのパンやさん / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / にじいろのさかな / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / かいじゅうたちのいるところ / じゃあじゃあびりびり / バムとケロのさむいあさ
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索