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ぼく、ムシになっちゃった」 パパの声

ぼく、ムシになっちゃった 作:ローレンス・デイヴィッド
絵:デルフィーン・デュラーンド
訳:青山 南
出版社:小峰書店 小峰書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2002年
ISBN:9784338126205
評価スコア 4.19
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  • 虫に見えること

    ある朝目覚めるとグレゴリー・サンプソンは大きな虫になっていた。
    カフカの「変身」の重さはないにしても、考えさせられる絵本です。
    虫になったことを気づかない(認めない?)グレゴリーの家族。
    自分が虫であることを気づくのは親友のマイケル一人です。
    学校でも、自分が虫になってしまったことを訴えても、誰も認めてくれません。それどころか相手にされなかったり、怒られたり。

    この本は絵本だから、自分たちは虫になったグレゴリーを目にしていますが、実は虫に見えていないのかもしれない。グレゴリーは虫ではないかも知れない。
    これはとても含みのある話です。
    人の目にはわからない自分を認めてもらうこと。これは大変な事です。

    家に帰って、やっと家族は自分が虫であることを認めてくれました。
    ここで、僕は思うのです。
    やっぱり、家族の目にはグレゴリーは人間にしか見えていないのではないかな。
    子どもの心を認めたということではないかな。

    この絵本を人間のアイデンティティの認知と読むと、最後にグレゴリーが人間に戻ることで話はややこしくなってしまいます。

    作者が何を言いたかったのか、読者に任されてしまうからです。

    絵も文章も軽い絵本ですが、息子には難しかったようです。
    私も悩んでしまいました。

    投稿日:2009/08/15

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