ふしぎな はこ(評論社)
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はたらくくるま しゅつどうします!(文溪堂)
のりもの好きな子大集合!
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固定観念にとらわれず、画一化された決まり事には無関心、周りの友人からは相手にされない、変わり者のウエズレーが主人公の物語です。 そんなウエズレーが夏の自由研究に取り組んだら、信じられない自分の世界が、展開されていきます。 その独創性と集中力には、あ然とするばかりです。 みんなと同じことをやるのではなく、関心をもったことをとことん進めていくと、発見があり、ひらめきがあり、やりたいことの世界がどんどん拡がっていきます。 まさに創造の世界です。 そして、友だちやまわりの社会を巻き込んでしまう文化まで作り上げてしまいました。 夏休みが終わったら一躍リーダーになっていたウエズレーに、今の若者たちの可能性を感じました。 自分らしく生きる中に、未来があるのかも知れません。
投稿日:2009/07/26
もう秋の気配でいっぱいだが、子どもたちの夏休みにピッタリの本だ。夏休みに出された学校の宿題の自由研究というよりも、夏休みの自由時間をどんな風に楽しんだか!が見事に描かれている。この本を読んだ子どもたちが、こんな自由研究もありなんだ、と思ってくれれば、うれしい。もうすぐ夏だなぁ、という時期に、小学校の授業のときに、さりげなく紹介すると良いんじゃないかな。
投稿日:2006/09/16
主人公のウエズレーは、一人だけ変わっているから、友達がいなくて仲間外れ。 でも、部屋を見たって天才発明家そのもの。 そして、夏休みの宿題に自分だけの文明を作ることにしたというのが、この壮大な物語の始まりになります。 ウエズレーは、新しい植物が庭に生えたので、大事に育てますが、町の他の人なら間違いなく引っこ抜いてしまうところ。 だって、この町の人々は他の人と同じことをするのを常としているのですから。 これって、人間の縮図のようで、同じことをすれば良いのかという提言のようになっている気がしてなりません。 その植物は、やがてウエズレーの国の食糧となり衣服となり彼の文明が起きるのです。 私たちが子供のころ、思い描いていた自分だけの秘密基地を地で行っているお話なので、つまらないはずがありません。 子供も話に夢中だったし、読んでいる大人も完全に引き込まれてしまうこと疑いなしです。 自分で考えることの大切さも教えてくれる大変盛りだくさんの絵本です。 ケビン・ホークスの絵も、赤、青、緑と言った色遣いがとても奇麗で、お話を盛り上げてくれています。 ぜひ、小学校の夏休み前に読んで欲しい必読書です。
投稿日:2007/11/24
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