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ドオン!」 パパの声

ドオン! 作:山下 洋輔
絵:長 新太
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:1995年03月
ISBN:9784834012767
評価スコア 4.56
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みんなの声 総数 42
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  • 絵本を読むと賢くなるかどうかわかりませんが、知識が増えることはあるでしょう。
     それよりも物語にわくわくする気持ち、うれしかったり、怒ってみたり、泣いたりすること、そういうことを絵本は教えてくれます。
     でも、やっぱり一番は絵本を読んで楽しくなることではないでしょうか。

     その点、この絵本は読んで楽しくなること間違いありません。
     何しろ文を書いたのはあの有名なジャズ・ピアニストの山下洋輔さんですから、文章にテンポがあります。
     いたずら好きの鬼の子ドンと人間の子どものこうちゃんは、いたずらが高じて家から追い出されてしまいます。
     そんな二人が出会って起こる、大騒動。
     ついにはお父さんもお母さんも、鬼の両親も現れて騒動は大きくなるばかり。
     ページいっぱいに「ドカシャバ ドカシャバ ドカドカドカ!」みたいに音が溢れだします。
     絵を描いたのは、ナンセンス絵本の巨匠長新太さん。
     山下さんの文に負けないぐらい、明るい色の大爆発。
     読んでいると自然と身体が動き出して、足をドンドン、両手でパンパン、気分は最高潮!
     そして、ついに、
     「ドオン!」
     と、弾けます。
     この音はみんながそれぞれ出してした音が一つに合った時のもの。
     つまりは、仲良しのしるし。

     この絵本を読んで、子どもたちの笑顔がそれこそ「ドオン!」となれば、いうことありません。

    投稿日:2020/03/15

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  • 太鼓の音がそろったら

    みんなが好き勝手に太鼓を叩いたら、なんとうるさいことでしょう。
    言いたいことを好き勝手にしゃべっていたら、誰も話がわからない。
    でも、太鼓の音がそろったら、騒音が音楽になりました。
    何だか楽しくなりました。
    何だか親しくなりました。
    ジャズピアニストの山下さんらしいお話です。
    ピアノも打楽器だったでしょうか。

    投稿日:2016/07/11

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  • さすが山下洋輔さん

    ジャズマン山下洋輔さんと長新太さんの豪華な組み合わせ。
    登場人物はそれぞれ太鼓を持っています。
    太鼓を叩いていると、不意にみんなの太鼓の音が合って・・!
    楽器の楽しさが伝わってくるような絵本です。

    投稿日:2011/06/27

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  • 深イイ絵本。

    • さーくさん
    • 30代
    • パパ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、男の子2歳

    長新太の絵はサイコーです。原色が美しい。
    自然と楽しい気持ちになります。

    何か音の描写が
    凝ってるなーと思ったら作者が音楽関係の人なんですね。

    父(わたくし)的にはかなりサイコーだったのですが
    こども達はへーってな感じでした。

    普通に、何でタイコもってるの?とつっこまれて
    やや困りました。

    読後感、ちょっと幸せな気持ちになれます。
    私は良い絵本だと思います。深イイ絵本。

    投稿日:2009/11/13

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  • 一瞬の間があったはず

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子14歳、女の子12歳

    まったくすごい絵本である。表紙からいきなりオレンジ色に爆発している。爆発といっても爆弾じゃなくて、太鼓の音のこと。
    ニンゲンの子どものこうちゃんのうえに、オニの子どものドンが落っこちてきてから、太鼓をたたく輩がどんどん増えていく。二人のお父さんとお母さん、ネコに犬にニワトリにウシ。みんな太鼓をたたいている。そしてついにニンゲンの世界からも、オニの世界からもみんなが集まって、太鼓をたたくおとでいっぱいになる。
    この場面では、太鼓をたたく者と太鼓の音でいっぱいだ。そしてついに、そのときがやってくる。
    みんなのたいこの音が「ドオン!」と一つになったのだ。絵本には表現されていないが、このとき、一瞬の間があったと思う。シーンと静まりかえったはずなのだ。そして場面は笑顔と笑い声でいっぱいになるのだ。
    こんなに読むが難しい本を描いたのは誰かと思ったら、その分野では只者ではない二人の作品だった。
    読み始めたら、もう前に進む、いや突進していくしかないような絵本を子どもたちならわかってくれるだろう。笑顔で読んでくれるはずだ。

    投稿日:2009/06/18

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  • 太鼓!

    • 四パパさん
    • 30代
    • パパ
    • 大阪府
    • 女の子3歳、男の子1歳

    イタズラばかりして家を追い出された鬼の子ドンと人間の子
    こうちゃんがひょんなことから出会って喧嘩を始めます。
    この喧嘩と言うのが何故か太鼓の叩きあいで、それぞれの
    両親をはじめいろんなキャラが、次々とMY太鼓を持って
    「ドカシャバドカシャバ」「ドンカカドンカカ」と参加して
    来るんですが、これがとってもリズミック!
    なんだなんだ?と読み進めていくうちに太鼓の音も相まって
    だんだん楽しくなってくるのは間違いないと思います。
    そして絵本と同様、結論は「楽しかったね」となりますよ。

    お気に入りの場面
    娘:みんなで笑う場面
    僕:タンタカタンタカニャンタカタン

    投稿日:2007/01/19

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