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おおきくなるっていうことは」 パパの声

おおきくなるっていうことは 作:中川 ひろたか
絵:村上 康成
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1999年01月
ISBN:9784494005857
評価スコア 4.78
評価ランキング 503
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  • いつのまにか大きくなっていく子どもたちを、凝縮したような絵本です。
    おおきくなるっていうことは、身体の成長、心の成長、思考力の成長、判断力の成長、忍耐力の成長、あらゆることがどんどん変わっていくことだから、振り返るといつのまにか昔の子どもとは変わった姿に気づくことかもしれません。
    そして、経験を重ねることで子どもたちはいろんなことを学んでいきます。
    ほら、なにも教えなくても、しつけなくても、育てなくても、子どもたちの逞しさは限りない。

    投稿日:2015/03/24

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    1
  •  金子みすゞの詩に「もしも、母さんが叱らなきや、咲いたさくらのあの枝へ、ちよいとのぼつてみたいのよ。」で始まる「さくらの木」という作品があります。
     「もしも誰かがみつけなきゃ、ちょいとのぼつてみたいのよ。」で、終わります。
     春になって、ちょっと楽しい気持ちに弾む女の子の心情がわかる、詩です。
     春が来て、この女の子も少しだけ大きくなったのでしょう。

     この絵本にも、金子みすゞの詩のようなくだりがあります。
     「おおきくなるっていうことは まえよりたかいところにのぼれるってこと」。
     文は保育士の経験もある中川ひろたかさん。
     この文章には大きな松の木を高い枝に腰かけている男の子の絵がついています。
     絵は村上康成さん。この絵本全体がやさしいのは、村上さんの絵の魅力も大きい。
     ページをめくると、こうあります。
     「おおきくなるっていうことは たかいところからとびられるってこと」。
     もちろん、村上さんの絵は、高い木から飛び降りている男の子です。
     でも、「おおきくなるっていうことは」それだけでは、ありません。
     次のページで、中川さんはこう綴っています。
     「とびおりてもだいじょうぶかどうか かんがえられるってことも おおきくなるっていうこと」。
     金子みすゞの詩の女の子も、「もしも誰かがみつけなきゃ」さくらの木にのぼりたいと思ってはいますが、そうはしない。
     のぼらなくても、彼女は遠い町のようすが見えるだけ、大きくなっているのです。

     人は毎年ひとつずつ大きくなります。
     背丈が伸びるのは若い時だけですが、生きていくという経験が人をいつまでも大きくします。
     中川さんは、こう結んでいます。
     「おおきくなるっていうことは じぶんよりちいさいひとがおおきくなるってこと」「おおきくなるっていうことは ちいさなひとにやさしくなれるってこと」。
     幼稚園でしょうか、やさしそうな園長先生が子どもたちにそう話しかけています。
     でも、それは子どもたちだけではありません。
     みんながみんな、「おおきくなるっていうことは」、どういうことかを考えるということです。

    投稿日:2015/04/05

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  • 定期的に読みたい

    日々成長する子供。
    ちゃんと大きくなっているか、
    この絵本を読むことでも実感できます。
    2歳くらいから小学校入学くらいまで
    幅広い年齢が楽しめますし、定期的に読みたい絵本です。

    投稿日:2011/11/12

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  • 進級の節目にオススメ

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    どこにも記載がないので知らずに読んだのですが、あの有名なピーマン村の絵本シリーズの一冊でした。

    ピーマン村というのは、良く聞いたことがあって探したこともあったのですが、シリーズを全く打ち出していないので、分からなかったはずです。
    ピーマン村の絵本は、その中ある幼稚園の日常や、行事にちなんで展開するお話のようです。

    今回は、おおきくなるということを、分かりやすい言葉で園長が語りかけてくるもの。
    実際にこう言われると頷くことも多く、子どもの心の琴線に触れるのではないでしょうか。

    一番気にいった言葉は、
    「おおきくなるっていうことは
     ちいさなひとに やさしくなれるってこと」
    というフレーズ。
    こんな優しさを持った子に育って欲しいと願う親は多いはずです。

    是非進級の節目に読み聞かせして欲しいオススメの一冊です。

    投稿日:2010/05/04

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  • そういうことなんだ

    ひとつひとつの事柄がとても
    当たり前のことなんだけど
    いつの間にか、できて当たり前という
    感情に流れている事に気付きました。

    なんでもはじめからはできない、
    小さな成功の積み重ねなんだって事を
    改めて認識して声に出していきたいと
    思いました。

    当たり前って思ってはいけないですね。

    投稿日:2009/07/01

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  • 目に見えることばかりではない成長

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    大きくなるっていうことは、今までできなかったことができるようになること、今までとは変わってしまうこと。新しく歯がはえてきたり、洋服が小さくなったり、水に顔を長くつけられたり……
    でも大きくなることは、そういった目に見えることばかりではなく、自分より小さな人にも優しくなれること、と目に見えない心の成長も描いているのが、この絵本の良いところ。
    本を読む子どもたちが、この本を読むことによって、自信をもってくれるといいな。

    投稿日:2006/11/12

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  • ピーマン村シリーズは、どれもユニークで楽しいものばかりで、我が家では大好評。
    「おおきくなるっていうことは」は、いつものユニークで楽しいといったものではないんです。
    園長先生が真面目なんです。・・・これが本当の姿なのだなと・・・嬉しかった。
    この絵本を娘と一緒に開いて、最初のページの「おおきくなるっていうことは、ようふくがちいさくなること」で「うん。そうだよ〜。」と。
    親子ともに納得することばかりでした。
    「おおきくなるっていうことは・・・こと」の繰り返しのフレーズがシンプルで心地良く、心に響きます。
    親は子供の成長を振りかえさせられ、思わず感動してしまう作品です。

    投稿日:2005/01/23

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  • 子供の成長を感じ続けたい

    私も妻も最近何かある度に「大きくなったよね」と口癖のようにつぶやくことの増えたこと。それは、同じ時間を多く過すことでしか判らない子供の成長を確認した時に思わず出る心からの言葉。この本がそのことを我が子に話して聞かせる役を換わってくれます。もちろん読んだ後には本に出てこない成長の跡に話が盛り上がること請け合いです。

    投稿日:2004/03/21

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