私がまだ幼児の時によんだ「ぐりとぐら」に40年近くたって、また、出会えるなんて「読み聞かせ」をやっていて良かったと思える瞬間です。
ほかの人の声を読んでも、親子2代で読んでいる方がとても多くて、ロングセラーのすばらしさ。いい本だから、ロングセラーなんですね。
大人になると、ストーリーで好き嫌いを決めますが、私が幼児だった時に読んだ絵本で、話を覚えているのはあんまりありません。しかし、絵ははっきりと覚えています。「ぐりとぐら」も表紙の二人の絵と、ホットケーキの絵は40年近くも心に残っています。
ところでほかの人の声を聞くと「ふたりのなまえは〜」のところを勝手に歌っているという人が多いので、我が家と同じふしで歌っているひとは、いないかなと探したところ、残念ながらいませんでした。
我が家は「カッコー」のリズムで歌います。
しずかな こはんの
(ぼくらの なまえは)
もりの かげから〜
(ぐりと ぐぅらぁ〜)
もうおきっちゃ いかがと〜
(ぼくらのいちばん すきなのは〜)
かっこーがなぁくぅ〜
(おりょうりすること、たべること〜)
かっこー かっこー
(ぐりぐら ぐりぐら)
かっこ かっこ かっこ かっこ」
(ぐりぐら ぐりぐら ぐりぐら ぐりぐら)
と字にしてみると変ですが、歌ってみるとあいます。
何の迷いもなくこの歌になったので、我が家はみんな気に入っています。