1刷発行しただけで増刷の予定もないらしく、手に入らないかもと
聞いていたのですが、なんとか取り寄せてもらうことができました。
絵本の中には、あったら楽しいけど、ありえない“おうち”がいっぱい出てきます。
(この家々の設計は自由すぎて建築不可能かと思いますが)
一級建築士免許を持つと書いてある作家 軽部さんと同じ名前の、
“おうち”の気ぐるみを着たレポーターが、次から次へと
へんてこりんな“おうち”を紹介していきます。
二件紹介しては「どっちがいい?」と聞かれても、
まさに究極の選択といったシュールな家ばかりでちょっと困りますが、
子供とあっちかな、強いて言えばこっちかなと
読み進められる楽しい絵本になっています。
僕は最後の二件、“おいしい”おうちと、“嬉しい”おうちなら大歓迎ですね。
軽部くんは いつかまた と言って去っていきましたが、
第二弾が出たら是非欲しいです。
うちに限らず、子供受けはバッチリする絵本だと思います。