教室はまちがうところだ
……
まちがうことをおそれちゃいけない
まちがったものをわらっちゃいけない
ほんとうにその通りだと思います。
教室だけでなく、子供時代そのものがまちがったり、失敗したり、困ったりしなきゃいけない時代だと思います。
この本では、先生がクラスの子どもたちに訴えている内容になっています。
が、実は先生が自分で自分に言い聞かせているのではないか。
世の中の先生方に対しても、子どもたちの為に『そんな教室つくろうや』と言っているのではないか…ふとそんな気がしました。
子どもの間違いや失敗を恐れているのは、本当は大人たちなのかもしれません。
間違わないように先回りしてお膳立てしたり、失敗しないように干渉したり…
親や先生が、子どもの間違うことを受け入れてあげられなければ、子供は間違ってはいけないんだと思ってしまう。
失敗してはいけないんだと思ってしまう。
子どもにかかわる大人達にぜひ読んで欲しい本だと思います。