小さいときには、ぐるんぱがかわいくて好きな絵本でしたが、大人になって見てみると、すごく深い絵本だったんだなと感じました。
今までずっと一人でなにもせずにいたぐるんぱ。
元気なくしょぼんとした姿が切ないです。
でも、自分にできることがないのかを探して、一歩を踏み出します。
いろいろとやってみて、一生懸命がんばるものの、空回りしてしまって、なかなかうまくいかないぐるんぱ。
最後には、ようちえんに自分の居場所を見つけます。
大人になると、めんどくさいことはしたくなくなってしまうし、うまくいかないとすぐに自信をなくしてしまうけど、それでもただ前向きに頑張れば、ゴールに近づいていくんだなと感じさせてくれます。
めんどくさがってなにもしないより、忙しくても生きがいのある生活のほうが実りあるんだと、気づかせてもらいました。