かのマザー・テレサは「人間は愛されるために生まれてくるのです」と言われました。しかし最近は目を覆いたくなるような子どもを死に追いやる事件が続いています。我が子を愛せない親が増加しているとか。あの人たちが、親になる前に、こういった絵本に出会えていたら…。
児童養護施設で実習した学生が言っていました。子どもたちにたくさん絵本を読んであげたいけれど、選ぶ時にお父さんやお母さんと幸せに暮らしているような内容のものは避けてしまった、と。安易に絵本を読めない時代になってしまったのでしょうか? 意識しないといけないのでしょうか? 何かむなしい思いがしました。
誰からも愛されるちびゴリラが、大きくなったというお話しです。当たり前の事ですが、誰でも、愛されている事を実感したい時期は長いのです。むしろ一生かもしれません。気にしないで読み聞かせるしかない!と思いました。