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ロボット・カミイ」 せんせいの声

ロボット・カミイ 作:古田 足日
絵:堀内 誠一
出版社:福音館書店
税込価格:\1,430
発行日:1970年03月
ISBN:9784834002287
評価スコア 4.67
評価ランキング 2,255
みんなの声 総数 57
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  • おいらがカミイ

    紙(段ボール)でつくったロボットだからカミイ。
    この単純さ!これこそこどもそのものです。
    古田さんは保育園・幼稚園のこどもの話しが上手いですが、この本も幼稚園の友だちとの生活がうまく描かれています。

    年少さん、初めての集団生活を経験するこどもさんたちも多いでしょう。そんな時にこの本をよんであげると良いですよ〜。
    でも、躾のためにとか、集団生活ではワガママ言ってはいけないのよ…なんていうために読むと良いの?と思うのは大人の発想だとおもうのです。
    何せ、こどもたちはカミイのハチャメチャぶりを楽しむのです。やりたいなあ、でもやっちゃいけないんだよねと思うことが集団生活には山とある。それをこの本ではカミイと人間のこどもたちが演じ分けてくれるのが、カミイがこどもたちを虜にする秘密かも知れません。

    堀内さんの明るい色調が、こどもらの(読み手の大人の?)涙をますます誘い、その後のハッピーエンドまでつなげてくれます。

    投稿日:2006/11/02

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    1
  • 少し長めの話なので数日にわけて読むのですが、「つづき…」というのが、子ども達にとってもまた楽しみの一つのようです。
    同年代の子ども達がでてくるお話ということで、親しみやすくすぐに夢中になって大好きになります。
    カミイが引き起こすいろいろな出来事…でも、そこからは考えさせられることがたくさん。子ども達なりに感じることは多いようです。
    「早く続きよんで!」と読むたびに言われます。
    何度読んでもすぐにカミイの世界にひきこまれる魅力的な本です。

    投稿日:2010/01/31

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  • 年長組の担任の度に、この童話を読み聞かせて、劇あそびをしたり「ちびぞうとカミイの国」を作ったりしました。カミイのわがままに腹を立てたり、同情したり、ダンプに立ち向かってぺしゃんこになったカミイに対する先生の「カミイはしんだのよ」という言葉に涙したり。子ども達と同じ空間で同じ思いを体験しました。本当にいろいろなことを提供してくれるお話しです。紙芝居にもなっていますが、まず童話を全部聞いてから。絵の少ない本が紙芝居になっていて、まさかこんな形でも楽しめるとは思っていない子ども達の食いつきと表情は忘れられません。

    古田先生はかなり前に、私の勤務校で講師をなさっていたそうです。名作『おしいれのぼうけん』はその当時に書かれたとか。私が就職するずう〜っと前のことですが、「古田先生の児童文学を受講して今でも絵本が大好き!」な卒業生が大勢いらっしゃいます。中には絵本を出版された方も。現在「児童文学」の授業はないので、私の担当科目の中で絵本を中心に細々と紹介しています。

    投稿日:2007/03/01

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