ひらがなを勉強し終わり、文字を読むことに興味を一番もっている時期に子ども達に読み聞かせてあげます。
すると、食い入るようにじっと絵本を見て、お話しの展開に笑い声を上げながら聞いてくれます。時には、文章を一緒に読みながら(途中から覚えちゃいますからね!)楽しい時間を過ごすことができました。
読み終わったあとには「先生、かして!!」とたくさん手が伸びて、図書室の机の上に広げて、みんなで声に出して読み始めました。この絵本、全てひらがなで書いてありますので、文字に興味を持ち始めた子供達が読むのにうってつけです。また、同じ文章が必ずでてきますので次第にすらすら読めるようになるというところが、子ども達に「読む」という行為に自信をもたせていってくれます。
また、読み聞かせてもらうことから「友達へ読み聞かせてあげる」「自分で本を読む」方向へ移行させるにも丁度良い本だと思っています。教室に一冊。自宅にも一冊。いかがでしょうか。